現地語のエイズ啓発の歌で、
マラウイのヒットチャートNO.1となり
レコード大賞にもノミネートされた山田耕平さんという人がいる。
『ニューズウィーク世界を変える日本人』 にも選ばれた。
2006年、ブロードキャストでも取り上げられ、
放送された番組を当時の私はたまたまリアルタイムで見た。
「協力隊って何でもありなんだなぁ」
協力隊は規模が小さいことしかできない、
と思っていたけど、
特に村落開発普及員という職種は
決められた活動が無いため
可能性が無限大にあると当時の私は感じた。
今では、日本語やスワヒリ語
(タンザニア・ケニアの現地語)でも
翻訳され販売されている。
私もベナンに来る前、
とあるアフリカ料理店からサイン付CDを買った。
駒ヶ根訓練時代、彼を面接した技術顧問の先生から、
「彼は最初から変わり者だったなぁ」
なんて裏話を聞いちゃったりして。
本も出版されている。
この本を出版した出版社は
実は前の仕事関係で社長さんと面識がある。
なんだか、間接的に色々と縁があるのだ。
でも結局私は2年間で彼ほどのインパクトを
ベナンに与えることはできなかったのだけれど。
その後、彼は日本で講演を行い、
CDの売上げの一部を使って
アフリカにエイズ検査センターの建設を行っている。
協力隊時代の活動を発展させて
今やライフワークとしているのがすごい。
そういう生き方もできるんだなって
素直に関心させられる。
彼の活動を今後も注目していきたい。

◆ オフィシャルサイト http://www.kohei-yamada.com/
◆ オフィシャルブログ http://blogs.yahoo.co.jp/kohei_ndimakukonda
◆ コグウェイ http://www.cog-way.com/
※青年海外協力隊と言えば・・・
日本にも昔、「生活改善普及員」 という
農家の生活向上を図る人たちがいたらしい。
改良かまどの普及や栄養改善など
地域に根ざした地道な改善を行っていた。
協力隊の村落開発普及員と近いところがある。
昔の日本から学ぶべきことも多い。
『クロスロード 途上国ニッポンの知恵』
http://www.sojocv.or.jp/cr/1004zo/index.html
