アマラントという葉っぱの
育ち具合を見学しに行った。
※参考記事 「野菜作りの研修」 http://ameblo.jp/mymogmog/entry-10356631816.html
すると・・・
おぉ~大きく育ってる!

研修で作ったアマラントが大きく育ったのは、
主に種の間に十分なスペースを空けたからだと
思うんだけど、このアマラントは
大きく育ったからいいというわけではない。
数は減るわけだから、
小さいのをたくさん作るのと
結局どっちが売上金が多くなるんだろうか・・。
案の定あるグループは、
小さくてたくさん束ねた方が売りやすい、と
種間のスペースは変えるつもりは無いようだ。
「大きく育った方がいい」 という
常識にばかりとらわれていると、
ただの押し付けになってしまうため
こういうところは本当に気をつけないといけない。
野菜の質を上げることが目的なのではなく、
女性グループの売上金を上げて
活動をうまく機能させることが目的なのだから。
そして、研修に参加した主な3グループを
再訪問してみた。
水のあげ方、種の植え方、
肥料の上げ方など勉強になった、
と研修を受けた人は言った。
目に見える売上金の増加などは
まだ無いようだったが、
何グループかは研修を受けた人が
メンバーと情報を共有しているようだった。
案の定今回の研修参加費は
グループから集められなかった。
「どうして? 研修前に
1人あたり2000フラン支払うって何度も確認して、
分かったって言ってたじゃない」
と聞くと
「あの時は理解したし、そう返事したけど、まさか、と思った」
との答え。
同じNGOがやるのだし、外人も一緒にやるのだから
そうは言っても結局お金を払ってくれるに違いない、
という思い込みがあったようだ。
し、信じられない・・。

このベナン人独特の返事の仕方については、
長くなるので、次回の記事に書きたいと思う↑