たくさんの人がアブランクーを訪れた。
同期メンバー+日本から来た同期の友達、
北に赴任中の後輩隊員、
そして語学研修旅行で来た新隊員。
ナイジェリアの国境を案内したり、
豚を食べに行ったり、
ピログ (小船) に乗ったり、
キリスト教会を見に行ったり、
近所の子と遊んだりした。
来る人によって、出会う人や出来事も異なり、
自分の町の印象も変わるから不思議なものだ。
★ピログ (小船)
「人をもてなす」 ということを、
日本でほとんどやってこなかった私。
まだまだ慣れていないことばかりで
苦手だなぁ~、

とある本にこう書かれていた。
「いい家というのは、立派な家ということではなく
いつも人が訪ねてきてくれる家のこと」
その言葉に出会ってから、
自分の中の価値観が少し変わった。
いい任地もきっと、たくさん人が訪れてくれる所なのだろう。
人が集まるところには、
情報と人脈が自然とついてくるのではないか、と思う。
何より人が喜んでくれることが
自分の喜びにつながる。
・・とは言っても、料理でもてなすことはまだできないし、
人を誘ったりすることがほとんど無い私だけれど、
少しずつ人が訪ねてきやすい雰囲気を
作っていけたらいいなぁと思っている。