寝ぼけた頭で、
どうせまた変な苦い薬でも飲ませているのだろう、
と思っていた。
だけど出かけるとき、2歳の男の子が
仰向けになって痛々しい格好で寝ている姿を発見。
立てないらしい。
「どうしたの、病気なの??」
と聞くと、
「違うよ、今朝切ったんだよ」
とママに言われた。
き、切った・・・?!
それは、※「割礼」 (性器切除) だった。

こんなアブランクーという町にもまだ
そういう文化が残ってるんだ・・。
女の子は病気になって死ぬことがあるため、
ずっと昔にやめたらしく、
今は男の子だけ行っているらしい。
「日本では絶対にやらないよ」 と、言うと
こっちがびっくりするくらいママたちは驚いていた。
確かに病気などを防げる場合もあるらしいが、
痛々しくて見ていられない。
なんでわざわざそんなことをするのか、
正直理解に苦しむ。
効率とか論理性とかで
説明できない部分も多く、
文化の理解は一筋縄ではいかない、と
つくづく思った。
※割礼・・・主に宗教上の理由で男子の性器の一部を切除すること。
宗教上の理由の他、衛生上の理由などで行われる場合がある。
~ウィキペディアより~
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%B2%E7%A4%BC