19年度4次隊の中間報告と合わせて、
エジプトでの研修報告会をコトヌで行った。
研修内容の発表は、一緒に参加した
同期隊員が行ってくれた。
私は、ワークショップの担当。
合わせて2時間弱。
税金を使って行ったということ、
みんなの中から選ばれたということもあり、
下手な発表はできず、
プレッシャーがかかる。
・・・と言っても、ワークショップの準備は
ほとんど準備時間がかからず、
もう1人の同期隊員ががんばってくれたんだけどね。
ワークショップについては
PCMをやる時間が無く、
視覚ツールで 「志向ランキング」 というのを
4グループに分けて行った。
みんなのテーマはなかなか興味深い。
「任国外旅行で行きたい国」
「日本に帰ったら食べたいもの」
「ベナンで行ってみたい町」
「今夜の夕食」
それぞれのテーマで選択肢を4つ~5つ上げ、
基準をリストアップしていく。
コスト、距離、フィーリング、観光スポットなど。
そうしてみんなでクリップを使って投票し
結果を紙に記入していく。

基準にもそれぞれ優先順位があるから、
合計点を出して、はい決定、というように
簡単にはいかない。
ツールを作って終わり、ではなく
それを元に議論をし、決断をする。
視覚ツールはみんなの意見を明確にし、
論理的に議論を展開させるための1つの手段なのだ。

それぞれのグループがそれぞれの工夫をし、
私たちがやったときよりもずいぶん優秀だなぁと感じた。
それと同時に、
受ける側から主催する側にまわることで
また色んな発見と気づき、学びがあった。
学んだことは、発信して初めて自分のものになる。
また一つ、いい経験となったのだった☆