赴任して9ヶ月、というタイミングで
他の国の協力隊員と出会えたのは本当に大きかった。
特に、中東の人たち。
自分の国はこんな文化がある、
こんな食べ物がある、と
ベナンとの違いを見るのは
すごく刺激になったし、面白かった。
彼らの中に、同期の参加者も多かったのだけれど、
訓練所が違ったために (中東は二本松の訓練所)
初対面の人が多かった。
「会えたのが、奇跡」
と誰かが言っていた。
本当にそうだと思う。
驚いたのは、この時期に活動について
悩んでいる隊員が多い、ということだった。
みんなにあてはまるわけではないけれど、
こんな話を聞いた。
「どうやら、2年間の中に波があるみたいだよ。
最初の半年間は、知らないことばかりで
情報がどんどん入ってきて、語学も一番伸びる時期。
だけど半年が過ぎて2年目に入るまでは
停滞する人が多いみたい。
だけど2年目に入ると、またもう1度同じことの繰り返しで
慣れてることもあって、のってくるらしいよ。
だけど最後の半年は帰国後のことが見えてきて、
準備に追われて活動があんまりできないみたい。」
へぇ~。

私だけじゃなかったんだ、と単純に思った。
実は、視覚障害者グループの啓発イベントと、
女性グループの組織編成が終わって
活動がひと段落してしまい、
活動があまり進んでおらず、あせっていた。
特に、女性グループの活動。
「個人的なお金は出さない」
と言ってから流れが悪くなり、
NGOの人も忙しくなって
約束が後回しにされがちになり、
年が明けてからこの2ヶ月間、
本当に一切、何も進んでいなかったのだ。
自分の活動が客観的に見られたのが、よかった。
いい息抜きになって、帰ってからがんばろう、
と素直に思えたのだった。
~おまけ~
P.S. もう一つの成果
ホテルにずっと缶詰状態だったため、
2週間で4キロ太ったこと!
ベナンに来て半年でやせた分がすっかり元通りに・・

その原因は、エジプトのおいしい料理↓
★コシャリ :
パスタ、大豆にミートソースがかけてある。
日本円で100円くらいの庶民的な食べ物。
炭水化物ばかりで 「ファーストフード」 と呼ばれるが、
ベナンと比べて食材が豊富でなんて健康的!と感動してしまった。

★カクテルやさん フルーツジュースがとてもおいしかった!


★そして、またもや禁断の日本料理を・・。
9ヶ月ぶりの納豆に、超感激!!