ビニール袋を材料にして商品を作っているNGOが
あると聞き、行ってみることにした。
建物の中に入ってみると・・・

帽子、人形、バック、財布、キーホルダー・・・
遠くから見るとこれが全てビニール袋からできたなんて
全然分からない。
ベナンではゴミ処理の設備が整っていないうちに、
ビニール袋が大量に出回ってしまった。
路上のパン屋さん、お菓子やさん、
色んな売り子がみなビニール袋を使っている。
だから、みんな路上にポイ捨てし、汚い。
※アブランクーも道路にこんな感じでゴミが捨てられる↓
道路が狭くなる上に、ゴミの上は子供がトイレ代わりに用を足す。

このNGO 「Qui dit mieux(キ ディ ミュー)」 は女性メンバーで成り立ち、
あるお金持ちの女性が出資して立ち上げたらしい。
もう30年以上も活動しているらしく、
2002年には国連の賞を受賞している。
バック1つで 5000フラン (約1200円) なので
結構高額な値段で売っているが、
質が高いからこそ、売れているようだった。

編み棒を使ってカギ編みをして作っているようだ。
最初はお客さんと思われ快くもてなしてくれたが、
私が売上げやコスト、
賃貸料などについて質問し始めると
明らかにうっとうしがられ、
1つ商品を買うハメになってしまった

しかし組織もここまで確立すれば万々歳である。
目指す方向性の参考になった。