ビニール袋でできた商品 | アメリカの大学院で勉強する、舞のもぐもぐブログ

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旧『ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ』 

2008年6月~2010年6月の2年間、青年海外協力隊として西アフリカのベナンという国で活動しました。

2012年8月から2014年5月まで、アメリカのブランダイス大学院(Brandeis University)で国際開発学を勉強しました。

首都ポルトノボに、
ビニール袋を材料にして商品を作っているNGO
あると聞き、行ってみることにした。

建物の中に入ってみると・・・

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-ミュー  

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-キディ  

帽子、人形、バック、財布、キーホルダー・・・
遠くから見るとこれが全てビニール袋からできたなんて
全然分からない。

ベナンではゴミ処理の設備が整っていないうちに、
ビニール袋が大量に出回ってしまった。
路上のパン屋さん、お菓子やさん、
色んな売り子がみなビニール袋を使っている。

だから、みんな路上にポイ捨てし、汚い。

※アブランクーも道路にこんな感じでゴミが捨てられる↓
道路が狭くなる上に、ゴミの上は子供がトイレ代わりに用を足す。

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-ごみ  

このNGO 「Qui dit mieux(キ ディ ミュー)」 は女性メンバーで成り立ち、
あるお金持ちの女性が出資して立ち上げたらしい。
もう30年以上も活動しているらしく、
2002年には国連の賞を受賞している。

バック1つで 5000フラン (約1200円) なので
結構高額な値段で売っているが、
質が高いからこそ、売れているようだった。

ベナンで活動する舞のもぐもぐブログ-キディ

編み棒を使ってカギ編みをして作っているようだ。

最初はお客さんと思われ快くもてなしてくれたが、
私が売上げやコスト、
賃貸料などについて質問し始めると
明らかにうっとうしがられ、
1つ商品を買うハメになってしまった汗

しかし組織もここまで確立すれば万々歳である。
目指す方向性の参考になった。