3週間のフランス語、
1週間のフォン語(現地語)
の授業がようやく終わり、
7月28日~31日、地方研修旅行で、
アラダ市に2泊3日泊まった。
(それぞれグループに分かれ、私は2人で行った)
先輩隊員にお世話になりながら、
活動見学や市内散策。
結論を言うと、ここ1ヶ月のコトヌ生活の
何十倍も濃い3日間となった。
アラダはコトヌとは雰囲気が全く違い、
本当に素敵なところだった。
ひよこが道を横切っていくような
のどかな田舎風景に思わず
「ここに住みたい!」 と思ったほど。
●女性グループの活動見学
(ビニール袋でのアクセサリー作り)
●協力隊員主催のテニス教室に参加
●アラダ名物ネズミとエスカルゴを堪能
●5日に1度のマルシェ(市場)でネイルをしてもらう。
●王様の家にて、500フランで王様の電話番号ゲット
●他の隊員たちと焼肉パーティ
(世界一周中の日本人夫婦に出会う)
●市役所見学
そして・・・
初日の夜 、近くの小学校で教会主催のキャンプがあり、
最終日なので夜キャンプファイヤーを行うというので、
見に行ってきた。
1年に1回しかやらないらしいので、
ものすごくラッキーだ。
満点の星空の下、
子供も大人もみんな
火を囲んで輪になって周りながら、
アフリカのリズムに合わせて、
踊り、歌った。
ここアフリカで生きていくのは、
暑い気候や病気も多く
本当にハードだけれど、
歌い、踊る人たちを見て、
この地でたくましく生きている
アフリカ人の生命力と力強さを感じた。
いつかNHKのドキュメンタリーで
見たような光景がまさに目の前にあり、
ここベナンに来て初めて、
アフリカを実感できた日だった。
私は、アフリカに来たいという思いを
4年間ずっと溜めて、
ようやくここベナンに来れたので、
アフリカを感じられる景色やものに
出会うだけで感動してしまう。
この日も1人ですごく感動してしまって、
「やっとアフリカに来たんだな」
という思いで胸がいっぱいになった。
この日の夜のことは、
この先きっと忘れないと思う。