第2子妊娠発覚から、中期中絶までの記録です。

 

 

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第2子の妊娠が分かってすぐに、悪阻がはじまりました。

ちょっと胸焼けするな…と思っていたらあっという間に吐き悪阻、よだれ悪阻。

約1ヶ月で体重は9キロ減り、仕事は2週間休職しました。

とにかくつらくて、お腹の子を愛しく思う余裕がありませんでした。

 

15週5日。

悪阻はおさまり、体重増加を指摘されるかも~…と心配しつつ、クリニックで妊婦検診を受けました。

まずはエコーで赤ちゃんの全身チェック。

お腹の中でぐるんぐるんと動いていて、とっても元気でした。

やっと、『元気で良かった…かわいい我が子だ』と心の底から思えました。

 

次に頭部のチェック。

ここで先生の顔色が変わったのが分かりました。

無言でエコーを見たあと「少し待っていてね」と声をかけられ、先生は席を外しました。

しばらくして、別の先生と一緒に戻ってきて、二人でエコーを見ていました。

そして、

「赤ちゃんの頭が少し大きいのと、頭に水が溜まっているようだから、大きい病院で詳しく見てもらってね」

「そんなに急がなくてもいいけど、できれば2週間以内に総合病院の予約を取りましょう」

と言われました。

 

総合病院の予約はクリニック経由で取るそうなので、できるだけ早い日付での予約を希望しました。

(土曜日にクリニック受診、月曜or火曜に総合病院受診希望)

ですが結局、総合病院の出生前診断(遺伝カウンセリング)外来が木曜日との事で、木曜日の受診になりました。

 

クリニックでのお会計は、総合病院への紹介状をもらってお金を払っておしまいでした。

次の予約については触れられなかったので、『もうこのクリニックに来ることはないんだな。結構おおごとなのかもな』と漠然と感じたのを覚えています。

 

それからの数日間は本当に長かったです。

クリニック受診時は頭が真っ白で、赤ちゃんに何が起こっているのか・何が疑われているのか詳しく聞けなかったため、

なぜ出生前診断外来なの?何を見てもらうの?カウンセリング?何を話すの?と疑問だらけでした。

また、胎児の頭が大きい・頭に水が溜まっている で検索すると様々なことが書かれており、不安でなかなか寝付けなくなりました。

これは精神衛生上よくないだろうということで、夫と話して病院受診まで検索するのはやめようとなったのですが、結局夫も私も我慢できず検索魔になっていました。