子供に恵まれなかった私たち夫婦は、

ずーっと二人暮らしです。

流産や不妊治療も乗り越えて、

結構、明るく生きてきた凸凹コンビです。

 

子供は造るものではなく、

授かるものですもんね。

 

ただ…

できれば、無私で愛せるものが欲しかった。

ならば、

自分自身をひたすら愛せばいいやんと、気づき⁉

傷ついた自分に優しくしています笑

 

そんなお気楽な私、時々この詩を読みます。

 

北原白秋 『他ト我』


 二人デ居タレドマダ淋シ、

 一人ニナツタラナホ淋シ、

 シンジツ二人八ヤルセナシ、

 シンジツ一人八 堪ヘガタシ。

 

白秋は、女性問題に悩んだそうです。

私にとっては、読む状況によって、

新しい味わいのある詩です。

 

三年前、

夫は、完全退職をしました。

私も退職し、新しい土地に転居しました。

で、思いがけないコロナ禍。

夫はすーっと在宅です。

コロナ自粛に、私の大病発覚!!

闘病も始まりました。

自由を愛する私には、出歩けないことが悲しい。

ハードな日々が続いてます。叫び

とりあえず、外食せずに三食お家ごはん・・・

 

そのせいか、この詩を読むと、

最近は、こんな解釈をしています。

 

  一人でも二人でも、 寂シ。

  二人で居る時の孤独感は、底なし。

  だから、

  他者に一切期待をしない。

  傍に居てもらえたら、それでよし。

  結局は、自分の心の穴を埋められるのは、自分だけ。

  自分の心のもちようが、大切。

 

とにかく、家庭内平和に努めています。愛はてなマーク

今日一日、怒らず笑えますようにと。

 

また今後、解釈が変わるかもですけどね。笑