パリに到着しました。
天空から見下ろすと空港の周りの畑がミント・グリーンのパレットのようにみえました。
氷の世界ですー
先週降り続いた雪ー
チラチラと肩やまつげに舞い降ります。
アメリカみたいな巨大なツリーや過剰なクリスマスの飾りはパリには見かけません。
着いたばかりですが、今回はパリのショッピングとレストランの立ち並ぶ古くからの
ユダヤ人地区でもあるマレ地区。
ここの地区ならば毎日ただレタスとゆで卵が乗った退屈なサラダや食べきれない牛肉などと悪戦苦闘しながら平らげなくてもデリ式に野菜中心でポートワインを飲んだり、コロッケパンみたいな行列のできるファラッフルといったユダヤ料理を食べることができて体調管理ができます。
私はニューヨークもパリも生絞りオレンジジュースやおいしい自家製パンと野菜のデリが食べれるお店を探します。
ニューヨークもパリも地元コペンハーゲンもトルコ料理ならまず肉を選ばなければいわゆるお惣菜的に好きな量を大きなお皿に乗せてくれて楽しく味わえます。
ホテルはこじんまりとしていますが、手ごろな値段。一人旅行のときはあえてブティックホテルをチョイスしてトライ。
今回はHotel Saint Louis Marais (ST PAUL駅の向かいを入った通り)
フロントの瞳の輝くハンサムな男性がフレンドリーです。
いきなりインターネットフリーゾーンにオーナーの子供らしき5歳の長い髪の女の子が現れてちょっとびっくりしました。
子供に見守られながら部屋へー
シャワーもでます。インテリアも中庭もラブリーです。
なんら問題点もなく電気ケトルとティーパック、サブレがおもてなしです!
いいじゃない。それにしてもサブレってことばはフランス語だったのか・・。?
文字を追うと、確かにサ・ブ・レ
鳩サブレはここからきたか。一捻りついてくるのがおもしろいわ
おなかすいてすぐにサブレを食べた。
ふと想いだしたー
私の叔母が2年前になくなったとき、病室でフランスのお土産はバターたっぷりのクッキーがいいというのでフランスのバタークッキーやサブレを味わうときは心にいつもその頬張る嬉しそうな顔と、当時スーパーや専門店でクッキーモンスター化したように10箱くらい詰めて持ち帰ったのを鮮明に思い出します。
重ねるようにまた鮮明な想い出が浮かんだー
祖母の口癖だった、”ひとは想い出の多い人ほど幸せなんだよ、まゆみちゃん”、と午後のティーや音楽をかけながら耳を傾けたものでした。
などと思っていると時間が過ぎてさっそく外に出ました。
3軒さきでいきなり靴をゲット、レペットシューズっぽいオリーブグリーンのレザー。
はきやすいわ。またまた親切なハンサムな店員にめろめろ。
寒いので忍ばせてはいていたレッグウォーマーを脱がないと足首が見えないので、
はずかし~かんじで、試着。
今日は外に出ないとカード支払い用の機械が反応しないといって、まるで電波の悪い大きな携帯をもって道路に出ては精算してるのが面白すぎて、つい突っ込みました! ”携帯じゃないんだから、面白すぎるわ!” 笑いあって店をでました。
すっきりとセンスのいいウィンドーに並ぶマネキン
こりゃ参るわ。
クリスマスを前に大変な買い物お化けに変身する自分に恐怖をおぼえました。
久しぶりにSHOPPING MONSTER がでました。
そんな夜でございました。