こんにちは。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
助産師の坂田陽子です!
子どもが病気になったときの対応について
今日はお子様が病気になったときの対応についてお話します。
お子様が嘔吐したとき・・・
お子様の苦しそうな表情を見ていると辛くなってきますね。
夜でもすぐに病院に連れて行った方がいいケースや朝まで待ってからかかりつけの医師に相談した方がいいケースがあります。
受診した後も、家で看病していると、これでいいのか対応に迷うことも。
そんなときは#8000を利用しましょう!
#8000とは?
#8000は休日・夜間の急なお子様のケガや病気の対応を電話相談によって支援しているサービスです。
15歳以下、中学生までのお子様の相談ができます。
都道府県で利用できる時間が異なりますので、確認してみてくださいね。
では、嘔吐のときの対処法についてお話します。
お子様が嘔吐したら・・・
嘔吐したときの注意点
何回吐いたか?
5回以上吐いて、ぐったりしていたら心配です。
機嫌はどうか?
おしっこが出ているか?
嘔吐が頻回だったり、下痢もしているときは脱水になりやすいです。
おしっこが6~8時間以上出ていないときは脱水を心配します。
嘔吐した後は、どんな対応をしたらいいのでしょうか?
嘔吐したあとは、1時間以上お腹を休めます。
吐いた直後は水や食べ物がお腹に入ると、刺激になってしまい、また吐いてしまうことがあります。
飲ませたり、食べさせたりするのは控えて、様子を見ましょう。
1時間経ったら、お子様の顔色・吐き気がないか確認します。
問題なければ、
2歳未満のお子様はスプーン1杯ずつ
3歳以上のお子様はコップ1口ずつ
30分に3回のペースでゆっくり飲ませてみます。
そのあとは、50ml、1時間後に100mlに増やしてみましょう。
どんなもの飲ませるのか?
水・湯冷まし・うすいお茶・乳幼児イオン飲料・経口補水液など
柑橘系のジュースや乳製品は避けた方がいいですね。
受診の目安
頻回に吐くとき
5回以上吐いてぐったりしているときは受診をおすすめします。
お腹を休ませている間も繰り返し吐くとき
不機嫌
眠れない
8時間以上おしっこが出ていない
尿が少なく、色が濃いのは脱水のサインです。
吐いたものが変
吐いたものが出血混じり、緑色の場合は病気が隠れていることもあるので、必ず受診してくださいね。
いかがでしたか?
参考になれば幸いです。
*こちらに書いてある対応は助産師の見解です。
お子様に持病があったり、急に症状が悪化するなどの様々なケースがあります。
こちらを参考にしながら、ご自身で判断いただくか、かかりつけの医師にご相談ください。
お子様の育児のご相談も承っています。
お気軽にご相談ください。