あの日は


パーソナルトレーニングを始めてから体が痛くならないし調子も良いし。

絶対進行なんかしていないから、先生の前でドヤ顔してレントゲンと並ぶんだ。

なんて思いながら半年ぶりに検診に行ったんだった。


10度も進行していると分かって

もう手術するしかないんだ

と自分の心の中でつぶやいた。


帰り道は頭が真っ白で

家に帰っても空気が止まってて

音もなくて

だけど明日は初めての駅伝だから

早く寝ないといけないな

って頭を『無』にして寝たんだった。




あの日のわたしに伝えたい。

大丈夫だよ。

助けてくれる人も沢山いたし

きちんとメンテナンスもやってるし

傷も全然分からないし

本当に本当に大丈夫だよ。

って。



今書いてて

あの日の自分の気持ちを思い出したら…

涙出てきた。