手術を終えてから
職場の人に状態を理解してもらうために
レントゲンを見せて手術を説明したことがありました。

おそらく人々の印象に残ったのは
術前の天に登る龍のような背骨だったと思います。



何人かの親しい友人や同僚は
背骨を固定していること
その部分は曲がらないこと
それによって支障が出ることがあること
その他諸々
理解して気を配ってくれます。

とてもありがたいことです。


でも、大半の方はなかなかそうもいかず
『腰の手術をしたんだよね』
『立ってるの大変でしょ』
『手術して楽になったんだよね』
『もう治ったんでしょ』
『私も狭窄症の手術したの、大変だよね』
いろいろ
本当にいろいろな言葉をかけられます。



相手の方に
自分や家族が受けた整形外科手術と一緒にされるのは、どういうわけかあまり良い気分ではなくなります。
相手の方は理解をしたつもりで言ってくださるのだと思いますが、このパターンはとても多いです。


わかるわかる!
と言われて

いや、分からないってば!
と思うことは多々。



ヨガを勧めてくる方もいて
これもまた気持ちが困惑します。

最初は身体硬くても大丈夫だから!
始めたら楽になるから!
割と強めに言われて

いや、まず床に座るのが大変なんだってば!
曲がるようにはならないんだってば!
と説明するのも…長い話になりそうで
そうかもしれませんね〜と流します。




特に
10代で手術を受けた方はこれから多くの多くの人と知り合い関わりながら生きていきます。

お付き合いする方、結婚を考える方も含みます。

そういう大切な相手に、この手術を受けたことや、手術をしたことでどんな身体になっているのか、出来るだけきちんと理解してもらって欲しいです。




側弯矯正手術は、通常の身体と違った制限のかかった新しい身体になるんだよ。
と、私は思っているから。






と改めて思いながら、
熱中症の後遺症と股関節の痛みでゴロゴロして書いていますショボーン

今日はロキソニンの効きが良くないな…


コーヒー