1月15日16日は世田谷ボロ市が開催されます。
別にこの宣伝のために書いているわけではなく、先月（昨年です）15日に世田谷のボロ市に行って、記事にでも
しようと写真をいっぱい撮ったのに、めんどくさくてアップをサボっていたら
もう年が明けて、次のボロ市が開催される目前になってしまったのです。
まいまいは大道芸に使えそうな古い皮製のトランクや,
モーニングやタキシードの古着があればと思い、首都圏に住むようになってから
40年近くなるのに、初めて「世田谷ボロ市」というものに行って来ました。
ボロ市の会場は東急世田谷線の世田谷駅から、隣の駅の上町駅に渡る
とんでもなく大きな「市」で、当日は東急が臨時列車を出すほどの人の動きがあります。
車両はモダンでも江ノ電か都電をを思い浮かべそうな2両の電車が住宅地の中をゆっくり
走って行きます。
ここが世田谷駅・・・ローカルな雰囲気・・・
駅を降りるとすぐに信楽焼き狸がいっぱい。
ここはまだ、ボロ市通りではありません。
ここがボロ市通り
平日の午前中なのにこの人手
道の両サイドに出店があるのに一方通行のため反対側の
店を覗くには、終点まで行って折り返してこないと行けません。
しかもこの本通りにクロスする路地にも出店があります。
手作りのアクセサリーを販売するお店
天使の置物が多い
写真にはありませんが、和服の古着のお店が沢山ありました。
代官屋敷。
木の臼や木工品を販売するお店もあって、この
神輿も売り物みたい・・・
骨董品屋さん
仏像とか模造刀があります。
こんなお店も多かった。
思うに舞台のお芝居をやっている方、特に時代劇が多い方には
この世田谷ボロ市は掘り出し物がいっぱいです。
そんな方には是非おすすめします。
手作りの民芸品
世田谷ボロ市は４３３年の歴史があるそうです。
「ボロ市の起源は、遠く戦国時代にさかのぼります。当時、関東地方を支配していた小田原城主・北条氏政（ほうじょううじまさ）は、天正6年（1578）、交通の要衝として重視されていた世田谷新宿に楽市を開くことにしました。これがボロ市の始まりです。当時は毎月一と六の付く日の月6回開いていたので「六斎市（ろくさいいち）」とも呼ばれていました。市を開くことによって、江戸と南関東の物流はより活発になったそうです。
市を開くことによって、江戸と南関東の物流はより活発になったそうです。その後、北条氏の滅亡、世田谷城の廃止などにより楽市は衰えましたが、農具類や古着、日用品、正月用品などを売り買いする「歳の市」として毎年12月25日に開催される伝統が長く保たれていました。明治になってからは、新暦の1月15日にも開かれるようになり、やがて年に4回開催される現在のかたちに至りました。
江戸時代から明治にかけては、農具、古着、釜、雪駄、穀物など農家の必需品を売る店が多く出店されていました。北原白秋の歌集『白南風（しらはえ）』や、晩年を世田谷で過ごした徳冨蘆花（とくとみろか）『みみずのたはこと』など、明治の文豪達の書にもボロ市の様子を描いた記述が多く見られます」
と言うことだそうです。
結局私の望みのものは手に入りませんでしたが、
焼き鳥と熱燗を昼間っからいただいて、ほろ酔いのいい観光気分を味わって来ました。
（味わったのは観光気分ではなく、お酒なのかも知れません(^▽^;)）
さて次の1月15日、16日は（土）（日）なので更なる人手が見込まれますね。
興味のある方はどうぞ！
私はちょこグループの山梨公演の前日ゲネプロと当日本番ですので行けませんが・・・