今日はマンハッタンのカーネギーホールの目の前にあります日本クラブにて
日本女子大附属の同窓会(桜楓会)の集まりがありました。

実は一昨日の朝起きると、喉が痛く身体の節々が痛く38℃の熱がありました。
薬を飲んで一日寝ていたら、一旦良くなったものの、また昨日の明け方39℃になり寒気がして布団を3枚もかけて寝ていました。

たまに風邪をひいても喉、鼻水のパターンが多いので、こんな高熱は何年ぶりでしょう?

実は月曜日にインフルエンザの予防接種を受けたのです。

私の個人的な見解ですが、予防接種のせい?で予防するどころかかかってしまったのかも?と思っています。

アメリカは飲み薬も強いって聞いたことがあるので、注射も強かったのかな?

今回の同窓会は私がオペラについてレクチャーと演奏で1時間のお時間を
とって頂き準備していたので何があっても這ってでも行かなくては!との思いで
行きました。

幸い熱も下がったので、気合いで頑張りました。

夏にイタリアで講習を受けた際、ベッロ先生が
「歌い手は何千人のお客さんが待っているのだから、自分はそのお客さんに夢を与えなければ
いけない。たとえ親の死に目に会えなくてもそれを見せてはいけない。」
とおっしゃっていました。

その言葉を思い出し、今日楽しみにしてくれている方々の為に歌わなきゃいけないと
気持ちを奮い立たせ気合いを入れていきました。

沢山の同窓生の皆様の温かく身守って聞いて下さり、どんどん調子も上がってとっても元気になり
無事に1時間のプログラムをこなすことができました。

病は気からと言いますが、ほんとに病気が吹っ飛びました。

皆様、いつも忙しい生活を送っているけれど今日の演奏を聴いて優雅な気分に浸れた。
オペラを見た事がないけど、今日の話を聞いて観てみたくなった。
またコンサートがあったら教えてください。
などなど、嬉しい感想を頂き、皆様のお役に立てて良かったなーと思いました。

調子が良かったので、お休みするはずだったジュリアードの授業にも遅刻で参加しました。

今日はアドリアーナルクヴルールから
私は神の下僕
トスカから歌に生き恋に生きを歌いました。

トスカは演技も付けてくださり、力が抜けて歌えたようで、クラスメイトやマエストロも
褒めてくださいました。

モチベーションや気分が上がっていると声も良くなるので、メンタル面は大切だなと
思いました。

長くなりましたが、私が寝ている間、近所のお友達が愛音の送り迎えをしてくれたり、
主人も会社を休んで、家で仕事をしてくれました。

そのおかげで、安心して休む事ができました。感謝です!

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