<パンフレットより>
比叡山の麓にある大津市坂本は、門前町として古来から大いに栄えてきました。町のあちらこちらに歴史を今に伝える数多くの建物、史跡が残され、一帯は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
里坊は延暦寺の僧侶の隠居所で、今も数多く残されています。旧竹林院はこうした里坊のひとつで、主屋の南西に約3300㎡の庭園(国指定名勝庭園)が広がっています。










竹林院という名前と庭園が一致しない。竹林はどうしたんだろう? 八王子山を借景にしているが山には竹林があるのだろうか?苔むした庭に岩の配置、水の流れに滝があり、雪見灯篭と休み処もあって、これぞ日本庭園という感じだ。落ち着く。しかし、いちばん悪い季節に来たかな。紅葉は無いし、雪は無いし、花は無いし、新緑でもない。それでもいい。

坂本は穴太衆と呼ばれる石工集団がいたところで、あちこちに「穴太積み」といわれる石垣が点在している。
熊本城や安土城、彦根城、竹田城、篠山城、金沢城、などが穴太衆の石垣だそうだ。自然石をそのまま利用してるが野面積みともちょっと違うらしい。モットーは「石の声を聞け」ということで、どう積めばいちばん崩れないか、間詰め石をどのように込めるか、ということらしい。経験がものをいう・・ことかもしれない。現在もその技術を受け継いでいる「粟田建設」という会社があるそうだ。現在の石垣の修復に欠かせない会社だろう。継承してもらいたいものだ。