♡バレンタイン特集③♡
今日はあの大ヒットフランス映画です!
Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain
『アメリ』(2001年/フランス製作)
監督 ジャン=ピエール・ジュネ
主演 オドレイ・トトゥ
出演 マチュー・カソヴィッツ他
フランスをレトロに撮らせたらピカ1のジャン=ピエール・ジュネ監督の、アートな作品。
そして、スーパーキュートなのに、毎度どこからともなく突如現れるAVかと思われる程のアダルトなシーン(笑)、パリの生臭さ、人間の複雑さ…
ファンタジーと現実のバランス撮り。
例えるならインスタントカメラで撮った写真のような、ファンタジーフィルターをかけたリアルがレトロで可愛い、
そんな作風を得意とするジュネ監督の大ヒット代表作です。
原題をそのまま翻訳すると『アメリ・プーランの素晴らしい運命』。
アメリ・プーラン(オドレイ・トトゥ)が物語の主人公です。
幼少期に心臓病を疑われ、学校に行くことが出来なかったアメリは他人と関係を築く事が出来ない内向的な子供でした。
そのまま大人になったアメリは、いまはパリのモンマルトルにあるカフェで働いています。
趣味は金曜日の夜に映画館に行く事。
好きなのは映画を見てる人たちの表情、
誰も気が付かない些細なことに気がつくこと、例えば映画に映る小さな虫とか…、
嫌いなのは昔のアメリカ映画で脇見運転をすること。
あとクレーム・ブリュレの焦げたところをスプーンでサクサクすることも好き。
暇な時は窓の外を眺めて、このパリの街で今この瞬間絶頂に達したカップルは何組か空想したり…
と、一人でいるのがとにかく好きで、
かなり変わっているのですが、なんとなく分からなくもない、なんとなく仲良くなれそうな等身大の女の子です。
自分が内向きであることが最大の悩みだった彼女。
物語のスタートになる運命の日、それはダイアナ妃がパパラッチに追いかけられ、パリの高速道路で悲惨な事故により亡くなった1997年8月31日。
アメリはテレビ中継を観ていてショックのあまり、香水瓶の蓋を落としてしまいます。
びんの蓋が転がるあとを追いかけていくと、アパルトマンの壁に偶然穴を発見。
その中から、恐らく推定30年前ぐらいと思われる男の子の宝物が詰まったブリキ缶の箱を発見。
この持ち主を見つけることが出来たら、自分の殻から抜け出そう。身の回りの人を幸せにしようと決め、宝箱の持ち主を探すところから始まります。
結果、持ち主を見つけ出すことに成功したアメリは、身の回りの人を幸せにしていく作戦を次々に決行します。
だけど、自分は人と関係を作るのが嫌いだから、とにかく姿を見られないように…
あっぱれなトリックと作戦が盛り沢山。
そんな中、たまたまメトロで見かけた青年が気になって気になって仕方がなくなってしまったアメリ。
彼の名前はニノ・カンカンポワ(マチュー・カソヴィッツ)。モンマルトルのアダルトショップと、遊園地のお化け屋敷で掛け持ちでアルバイトをする彼。
趣味はメトロにある証明写真機の下にある、撮影に失敗して破られたり捨てられたりした写真たちのコレクション。
うーん、変わっています(笑)
偶然このコレクションを拾ったアメリは、ニノに恋してしまうのです。
人と関係を作るのが怖いから、もちろん恋愛には飛び込めないアメリ。
色々試行錯誤して、トリックをたくさん盛り込んで、作戦を立てて、なんとかニノに会おうとするのだけれど、
毎度ビビってしまって、ニノに近づけないアメリの一喜一憂に、心が動かされます。
切なくて涙目になってしまうほど。
私自身、この作品に夢中になってしまった1人です。
中学生の頃出会って、運命を感じ、髪型を思い切ってアメリカットにしたり(笑)、部屋をアメリの部屋とお揃いにコーディネートしたり、
パリに住むことを決意したり…
物凄い影響を受けた作品なのですが、
正直なところ当時はアメリの気持ちが分からなかった。
あの頃は何も怖くなかったので、人と関係をどんどん作りたかったし、新しい世界にどんどん飛び込むことが出来ました。
色々な経験をして、失敗もして、運命は思い通りにいかないと知ってガッカリして。
そんなこんなで何故かいつの間にか一歩踏み出す勇気がなくなってしまったつまらないアラサーになりました。(笑)
今となってはアメリには最初から最後まで共感しかしなくて…共感共感共感の嵐。
人間って年と共に身の回りのガードを固めていく生き物なのだと思います…
こういう方多いのではないでしょうか?
怖いけれど、どうなるかなんて分からないけれど、
もう1度自分を信じて、人を信じて、明日を夢見てみようって思える。
そんな勇気をもらえます!
ジュネ監督の作品らしい、
パリのリアルの中に描かれるラブストーリー。
ロマンチックなんだけどパリの街は物凄く臭かったり、
かわいいお店なんだけどシャッターの閉まる音がガシャガシャうるさかったり…。
私はこの監督に出会って、門がキーーーっとなって閉まる音が大好きになりました笑
あとは音楽ですが、フランスのフュージョンミュージックの巨匠、ヤン・ティルセンの曲の数々です。癒されるし、レトロだし、とってもオススメです!!
パリのリアル&ファンタジーラブストーリー。
人生の現実に立ち向かう、全てのアラサー女子には全力でおすすめしたい作品です(笑)
今日はあの大ヒットフランス映画です!
Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain
『アメリ』(2001年/フランス製作)
監督 ジャン=ピエール・ジュネ
主演 オドレイ・トトゥ
出演 マチュー・カソヴィッツ他
フランスをレトロに撮らせたらピカ1のジャン=ピエール・ジュネ監督の、アートな作品。
そして、スーパーキュートなのに、毎度どこからともなく突如現れるAVかと思われる程のアダルトなシーン(笑)、パリの生臭さ、人間の複雑さ…
ファンタジーと現実のバランス撮り。
例えるならインスタントカメラで撮った写真のような、ファンタジーフィルターをかけたリアルがレトロで可愛い、
そんな作風を得意とするジュネ監督の大ヒット代表作です。
原題をそのまま翻訳すると『アメリ・プーランの素晴らしい運命』。
アメリ・プーラン(オドレイ・トトゥ)が物語の主人公です。
幼少期に心臓病を疑われ、学校に行くことが出来なかったアメリは他人と関係を築く事が出来ない内向的な子供でした。
そのまま大人になったアメリは、いまはパリのモンマルトルにあるカフェで働いています。
趣味は金曜日の夜に映画館に行く事。
好きなのは映画を見てる人たちの表情、
誰も気が付かない些細なことに気がつくこと、例えば映画に映る小さな虫とか…、
嫌いなのは昔のアメリカ映画で脇見運転をすること。
あとクレーム・ブリュレの焦げたところをスプーンでサクサクすることも好き。
暇な時は窓の外を眺めて、このパリの街で今この瞬間絶頂に達したカップルは何組か空想したり…
と、一人でいるのがとにかく好きで、
かなり変わっているのですが、なんとなく分からなくもない、なんとなく仲良くなれそうな等身大の女の子です。
自分が内向きであることが最大の悩みだった彼女。
物語のスタートになる運命の日、それはダイアナ妃がパパラッチに追いかけられ、パリの高速道路で悲惨な事故により亡くなった1997年8月31日。
アメリはテレビ中継を観ていてショックのあまり、香水瓶の蓋を落としてしまいます。
びんの蓋が転がるあとを追いかけていくと、アパルトマンの壁に偶然穴を発見。
その中から、恐らく推定30年前ぐらいと思われる男の子の宝物が詰まったブリキ缶の箱を発見。
この持ち主を見つけることが出来たら、自分の殻から抜け出そう。身の回りの人を幸せにしようと決め、宝箱の持ち主を探すところから始まります。
結果、持ち主を見つけ出すことに成功したアメリは、身の回りの人を幸せにしていく作戦を次々に決行します。
だけど、自分は人と関係を作るのが嫌いだから、とにかく姿を見られないように…
あっぱれなトリックと作戦が盛り沢山。
そんな中、たまたまメトロで見かけた青年が気になって気になって仕方がなくなってしまったアメリ。
彼の名前はニノ・カンカンポワ(マチュー・カソヴィッツ)。モンマルトルのアダルトショップと、遊園地のお化け屋敷で掛け持ちでアルバイトをする彼。
趣味はメトロにある証明写真機の下にある、撮影に失敗して破られたり捨てられたりした写真たちのコレクション。
うーん、変わっています(笑)
偶然このコレクションを拾ったアメリは、ニノに恋してしまうのです。
人と関係を作るのが怖いから、もちろん恋愛には飛び込めないアメリ。
色々試行錯誤して、トリックをたくさん盛り込んで、作戦を立てて、なんとかニノに会おうとするのだけれど、
毎度ビビってしまって、ニノに近づけないアメリの一喜一憂に、心が動かされます。
切なくて涙目になってしまうほど。
私自身、この作品に夢中になってしまった1人です。
中学生の頃出会って、運命を感じ、髪型を思い切ってアメリカットにしたり(笑)、部屋をアメリの部屋とお揃いにコーディネートしたり、
パリに住むことを決意したり…
物凄い影響を受けた作品なのですが、
正直なところ当時はアメリの気持ちが分からなかった。
あの頃は何も怖くなかったので、人と関係をどんどん作りたかったし、新しい世界にどんどん飛び込むことが出来ました。
色々な経験をして、失敗もして、運命は思い通りにいかないと知ってガッカリして。
そんなこんなで何故かいつの間にか一歩踏み出す勇気がなくなってしまったつまらないアラサーになりました。(笑)
今となってはアメリには最初から最後まで共感しかしなくて…共感共感共感の嵐。
人間って年と共に身の回りのガードを固めていく生き物なのだと思います…
こういう方多いのではないでしょうか?
怖いけれど、どうなるかなんて分からないけれど、
もう1度自分を信じて、人を信じて、明日を夢見てみようって思える。
そんな勇気をもらえます!
ジュネ監督の作品らしい、
パリのリアルの中に描かれるラブストーリー。
ロマンチックなんだけどパリの街は物凄く臭かったり、
かわいいお店なんだけどシャッターの閉まる音がガシャガシャうるさかったり…。
私はこの監督に出会って、門がキーーーっとなって閉まる音が大好きになりました笑
あとは音楽ですが、フランスのフュージョンミュージックの巨匠、ヤン・ティルセンの曲の数々です。癒されるし、レトロだし、とってもオススメです!!
パリのリアル&ファンタジーラブストーリー。
人生の現実に立ち向かう、全てのアラサー女子には全力でおすすめしたい作品です(笑)