見終わった瞬間に、うわっどタイプだ!と思った作品
Sweet and Lowdown
『ギター弾きの恋 』(1999年製作/アメリカ)
監督、脚本はウディ・アレン
主演はショーン・ペン
彼はこの作品でアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされています。
受賞してもいいくらい、あぁやっぱりショーン・ペンだ…と思う本当に本当に素晴らしい演技。
ギターを弾いている時の表情は、本物のギタリストよりも心が揺さぶられてしまうかも。もぅ世界一。
エメット・レイという、歴史に名を残した伝説のギタリストのドキュメンタリー…?
ジャンゴ・ラインハルトの次に有名なあのギタリスト!
との事で、初めて見た時、
「え、そんな人いたんだ。知識不足だった…」と焦ってWikipediaで調べました。
が、
実際はこのエメット・レイ、架空の人物でした。
まるで本物の様に思えるドキュメンタリー風映画にしちゃうウディすごい!
途中でちょっとこれおかしいな…?!というファンタジーな場面は(もちろん笑)ありますが、きっと騙されます。
エメットが、これまた問題児中の問題児。天才と変人は紙一重とはこの事かと。
「鼠を銃で撃ちに行かない?」
とか
「貨物列車を眺めに行かない?」
が、デートの誘い文句。誘われた女の子たちも、「は?!」となります。
こいつ、ヤバいなって。
ただただ変態です。
愛や結婚を信じず、自分は天才だからひとりで生きていくと言って、女性の扱いがひどすぎる上、女たらし。
彼氏だったら絶対に親に紹介したくない、よくいるあのタイプの男です。(笑)
生活がルーズすぎるし、幼稚だし、その上わがままで。ダメ男。
なのにギターの腕は世界一。
母性本能をくすぐられるような、ゴーイングマイウェイな芸術家…相当魅力的なわけです。(笑)
そんなある日、どうしょうもないクオリティの低いナンパ中、話すことが出来ない女の子、八ッティと運命的に出会い、彼のその後の人生に大きな意味を与えるのです。
ハッティを演じたサマンサ・モートンも助演女優賞にノミネートされました。
言葉が話せないから、表情だけで演技しているのに、彼女の喜怒哀楽が全部伝わってきて、健気で、可愛らしくて、
素晴らしすぎます!!
本当にウディは、起用する俳優に一番輝く最高の役を与えて、最高の演技を引き出す神様だと思います。
ジャズをこよなく愛するエメット
エメットを愛するハッティ
音楽も、バカ男エメットの人生も、何もかもどタイプでした。
今回のウディ哲学としては
全ての答えはやっぱり「愛」なんだなと。
そういう事です。
Sweet and Lowdown
『ギター弾きの恋 』(1999年製作/アメリカ)
監督、脚本はウディ・アレン
主演はショーン・ペン
彼はこの作品でアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされています。
受賞してもいいくらい、あぁやっぱりショーン・ペンだ…と思う本当に本当に素晴らしい演技。
ギターを弾いている時の表情は、本物のギタリストよりも心が揺さぶられてしまうかも。もぅ世界一。
エメット・レイという、歴史に名を残した伝説のギタリストのドキュメンタリー…?
ジャンゴ・ラインハルトの次に有名なあのギタリスト!
との事で、初めて見た時、
「え、そんな人いたんだ。知識不足だった…」と焦ってWikipediaで調べました。
が、
実際はこのエメット・レイ、架空の人物でした。
まるで本物の様に思えるドキュメンタリー風映画にしちゃうウディすごい!
途中でちょっとこれおかしいな…?!というファンタジーな場面は(もちろん笑)ありますが、きっと騙されます。
エメットが、これまた問題児中の問題児。天才と変人は紙一重とはこの事かと。
「鼠を銃で撃ちに行かない?」
とか
「貨物列車を眺めに行かない?」
が、デートの誘い文句。誘われた女の子たちも、「は?!」となります。
こいつ、ヤバいなって。
ただただ変態です。
愛や結婚を信じず、自分は天才だからひとりで生きていくと言って、女性の扱いがひどすぎる上、女たらし。
彼氏だったら絶対に親に紹介したくない、よくいるあのタイプの男です。(笑)
生活がルーズすぎるし、幼稚だし、その上わがままで。ダメ男。
なのにギターの腕は世界一。
母性本能をくすぐられるような、ゴーイングマイウェイな芸術家…相当魅力的なわけです。(笑)
そんなある日、どうしょうもないクオリティの低いナンパ中、話すことが出来ない女の子、八ッティと運命的に出会い、彼のその後の人生に大きな意味を与えるのです。
ハッティを演じたサマンサ・モートンも助演女優賞にノミネートされました。
言葉が話せないから、表情だけで演技しているのに、彼女の喜怒哀楽が全部伝わってきて、健気で、可愛らしくて、
素晴らしすぎます!!
本当にウディは、起用する俳優に一番輝く最高の役を与えて、最高の演技を引き出す神様だと思います。
ジャズをこよなく愛するエメット
エメットを愛するハッティ
音楽も、バカ男エメットの人生も、何もかもどタイプでした。
今回のウディ哲学としては
全ての答えはやっぱり「愛」なんだなと。
そういう事です。