本日は仕事を早めに切り上げ、相手側、つまりキコの弁護士が指定した時刻に訪問した。


時間より15分早く着いた私は、この話し合いがうまくまとまるようにと、通りすがりの神社⛩️にお参りして、敵本陣へ向かった。


事前に調べたら、キコの弁護士は簡単に言えば左側の弁護士のようだ。所属する団体なりを見ると、だいたい右か左かはわかる。私には合わないタイプやということがわかり、余計に心が絞られる気持ちだった。


待つこと10分、キコの弁護士、ワダは打ち合わせの場所に現れた。背が高くてすらっとして、伊達メガネ?30代後半に見える、綺麗な雰囲気を醸し出していた。


が、忘れるな、コイツは他の弁護士から言わせると、、、〇〇で、▲▲なヤツだと自分に言い聞かせた。


最初に挨拶。

いつも妻キコがお世話になっています。ありがとうございます。

と頭を下げた。

サポート頂いて、妻はきっと助かっていると思います。

と、心にもないことを言う私。


ワダは名刺を出そうとするが、もらうわけにはいかないだろう。当然の如く断る。正直、なんで名刺を出すのか?と思った。


今日は、ムームーさんの話を聞くために時間を割きました。

と言う。


今までの調停で出てきた資料は私は全て目を通しています。私は。

と言う。つまりキコや子供達は見てないと言うことを言い方を変えているのだろう。


私が聞きたいのは、詳細は置いておき、

❶キコはいつ戦う姿勢に変わったのか?

❷子供達はなぜ連絡を絶ったのか?

だった。


❶について、ワダ弁護士の聞き取り方に問題があったのか、キコが虚偽を話したのかわからないが、


・これまでたくさんの話し合いをしてきた。これまで義理の弟も含めて話し合いをした。妻の友人も入れて話し合いをした。しかし夫は変わらなかった。


→いや、一度も第三者を入れて話したことはない。まさか別居開始したことを通達したあの場を話し合いだと言ってる?義理の弟、、、それは妻側の義弟?話を聞いて欲しいと言ってもお断りしてきた。


・これまで相当我慢をし、夫には言ってきた。しかし何にも変わらなかった。


→まあ不満を言われたこともあるが、そこに冷静さや誠意は感じられず、常にキレるような、はぁーとため息を吐くような不満は聞いていた。そんな言い方されるとこっちも感情があるので腹が立つこともあった。


ワダ弁護士に、私は、こう言った。


きっとキコはここ最近、更年期障害もあり、記憶が曖昧と言うか、妄想というか、事実とは異なることを事実と認定して私に言い放ったり、他人に吹聴したりすることがあった。もう本当に手を焼いていた。その一部は、第3回目の調停で提出した陳述書の通りです。


ワダ弁護士はメモをする。そして、調停を起こそうとしたのは9月ごろとのこと。

その前、何月か定かではないが

子供も、夫からの連絡、LINEは見なくてもいいのではないですか?嫌なら。

と言う言い方をしたそうだ。

まあ7月くらいから連絡が途絶えたのでその時期だろう。

続けて、これまで、私がどれだけ気を遣っていたかを話した。


キコが激昂しないように、敢えて家に帰らないように出張の多い仕事に変えてもらったり、土日はロードバイクで遠出したりと、とにかく更年期障害と推察される妻のことを気にかけて、近づかないようにしていた。だから旅行に連れて行ったり、ライブにも行ったりした。妻の精神状態が悪いことを悟り、自分はカウンセリングにも以前から行ったりして相談していた。

 そう言ったベース、草の根の活動や工夫をキコは全く感じておらず、キコが気に障ったことだけを思い出しては積み重ねていると思う。これこそ夫婦カウンセリングなどにいけばきっと指摘を受けることになるだろうが、キコは基本悪いのは夫!なので、そんな工夫には目もくれず、いや、感じ取ることもなく、結果このようになっている。


というと、

キコの弁護士、ワダは、

なるほど。そういうことがあったのですね。しかし私はキコさんの代理人なので、その話をそのまま信じることはできません。キコさんのことは私が見て私がどんな人か判断します。

と言う。

あと、昨年2月の東京旅行ですが、私はキコさんには、ちょっとうかつだったのでは?と言いました。

そりゃ、一緒に旅行に行くと、相手は何か改善の可能性があるのでは?と思われて突然。離婚しようとする夫婦の行動ではない。といいました。


キコは最後のお別れの前に、円満になればという思いで行ったと調停でも話している。しかし、実際は現場で見る妻キコはそうではなかったし、来る前にそんな離婚とかの話はしないという約束をしていたし、それは詭弁だと、私は言っている。


私は、

事実そうではなくて、本当にキコは楽しんでいた。色々話したし、笑ったし、泣いたし、最後に東京駅のホームで子供達を悲しませたりはしてはならないと言う私の言葉にうん、と同意していた。それをみたのは、私だけ。嘘ではない。だから、あれは最後のつもりだったなどと言うキコは、その事実を書き換え、上書きしようとしている。


私は、

その感情的になっておかしくなった面が修正され、事実で置き換わり、あるいはあらたな事実で上書きすれば、きっとキコは変わる日がくる。


と言うと、ワダは、メモをしながら、頷く。


思ったほど〇〇な弁護士ではないのか?

ちゃんと話を聞いている感じがする。


今一度、キコの深層心理に触れて、円満の可能性がないのか、何かご支援頂けないか、ご協力をお願いしたい。その場合の成功報酬は、離婚成立以上に支払う用意があります。


と申し上げ、


わかりました。しかし今までのキコさんから聞いた、ムームーさんに対するイメージもあるので、すぐには私も書き換えができません。キコさんも同じかと思います。が、思いは理解したつもりです。


と言われ、この話はここまで。しかし、やるとは言わないところがまた....


話題は

❷子供達はなぜ連絡を絶ったのか

へ。

私の中ではどちらかと言うとこの❷が本題であった。