本日は出張先で、15時半から17時まで時間が空いた。たまたま目に入ったのはその地域の年金事務所。
キコが弁護士を通じて要求しているのは、年金を1/2よこせというものなので、他に一体どんなやり方があるのか、私に選択肢はあるのか、色々まとまってはないが、聞いてみようと立ち寄った。
まず、年金分割の説明があった。当然こんなことする人は離婚という不幸な事象が起こったか、目の前に迫っている方なので、担当者はそれを察している。
そこで言われたのは、
おおよそ99%の方は、年金分割は1/2で妥結されています。
私は話した。
いや、私のケースは、
・有責配偶者ではない
・妻は合意なく勝手に出て行った
・子達とも連絡を遮断している
・どんなことを言っても離婚の選択肢しかない
・相手は弁護士をつけて徹底的に争うつもりだ
そんなことを話すと、、、急に
それは辛いですね...
今まで一生懸命に働いて家族を守ってこられたのにね...私にできることは年金しかないのですが、できることは全部しましょう。
と言ってくれて、通常はそこでは相談しかしないのに、
年金に関する情報開示請求文書を作成、今、目の前のコンビニで、戸籍謄本を取ってきてくださいとか、免許証のコピーを事務所内のコピー機で取ってくれたり、情報開示への手続きを一つ一つ教えてくれて、次に何をすべきかを指南してくれた。
私は1/2なのか、それとも微妙に、例えば1/2.1を妻に譲るのか、はたまた1/2.5なのか、、、どういう選択肢があって、どのくらいの金額が変わるのか?知りたいと言うと、私の今の年齢ではいくらもらえるかはまだ開示されないようで、わかるようになるにはもうしばらくかかるが、まず私には年金が今いくら溜まっていて、その結婚期間の年金額がわかるらしい。つまり毎月いくらかまではわからないが、その貯まった額がわかれば、その割合を争う価値があるかどうかがわかるから、それを見て戦うかどうか考えてはどうでしょうか?との提案だった。
文書作成後は、郵便局の位置まで教えてもらえて、
特定記録で送ること、さらに次回調停まで時間がないので速達で送り、かつ、手書きでメモまで作ってくれて、
本件、次回調停が◯月▲日なので、至急対応願います
と書いてくれた。
最後にこういわれた。
あまりこの年金の細かい割合に神経をすり減らされない方がいいと思います。よく年金は絶対やらん!割合は減らす!と言う人もいますが、金額を見たらあまり大したことがないというケースが多いです。
こんなことで戦って、勝ったところで、男性ならみなさん稼ぎがあります。ここは譲るから、他は譲らない、勘弁してくれという駆け引きやカードに使われることをオススメします。
とアドバイス頂いた。
ありがとうございました。
まずは情報開示された内容を確認して対応策を考えます。最近はこうやって、私のために親身になってくれる方の気持ちが、めっちゃありがたく感じる。
この感謝はまた私は別の人に感謝されることをして、感謝の連鎖を作らないといけないな。そう感じます。