これは忘れもしない2022年の7月のこと。

ワイコが9月から合宿で普通自動車運転免許を取りに行くというものだった。

その前にウチの所有している車を話すと、
①家族のメイン車として、主には妻が使っているのが、某ドイツメーカーが作っている車🚗 AT車 2016年式 5万キロ走行
②日本の某ニッチなメーカーが作っているライトウエイトスポーツカー MT車 2009年式 10万キロ以上走行

②は元々スポーツカー好きで単身赴任とともに増車した車である。しかし、単身赴任を終えた今は私の趣味の一つに最近加わったロードバイク🚴‍♀️の運搬に成り下がっており、潰れるまで乗ってしまおうと思っている車である。


数ヶ月前、妻のキコは、
ワイコが免許を取っても、①の車は運転させたくない。日本車とは異なるので色々違うし、万が一事故されたら困るから。
と言った。

それには私も合意で、

ワイコが免許を取ったあとのことを考え、②の車を練習に使えると思って、ワイコにはMT車の免許取りに行き〜と

ここは命令ではなく推奨していた。

そこにワイコは別に何にも言っておらず、

そもそもATとMTの2つの種類があることすら知らなかった模様。

まあ今時、MTの免許が必要になるシーンはほぼない。多分取ったところで使うことはないだろう。しかしウチの車の構成を考えたら、

また、MTの免許を取るということは、車のエンジンとクラッチとタイヤの関係も意識しないといけないし、構造を勉強する上で非常にためになると思い、MTを推奨した。

その後、7月になって、ワイコに尋ねた。

どうや、もう合宿申し込んだか?

ワイコ:うん。

MTにした?

ワイコ:いや、オートマATにした。

え?なんで?パパはMTにしたらっていうたやん?この車乗っていいと言ってたやろ?

ワイコ:ママと話してATでいいと言うからATにした。

私はふーんと言っただけでなんでやろ?と思っていた。

その数日後、妻キコと近くの喫茶店にでも行くか?と言う話になり、コーヒーを飲みながら、

そういえば、なんでワイコの合宿免許はATにしたの?と聞くと


キコは
MT必要ないから。
とぶっきらぼうに反応。

私は、
いやMTにしたら俺の車を運転できるし、

キコは①の車は運転させたくないとか言ってたやん

キコは
ワイコは別にあんたの車②は運転したいと言ってなかった。
教習所に電話して相談したけど、女の子ならATでいいのでは?と言われた。

私は、
じゃあ運転免許取った後はどうするんねん?

①を運転さすと言うのか?
キコは運転させたくないと言うてたやんか。

まさか3台目を買うとかそんな金はないぞ。

喫茶店を後にし、②の車に乗り込む。

私、
なんで申し込む前に一言相談しーひんねん。

ほんまにーと苛立ちをあらわにした。

しかし、妻のキコは、


突然


もーーーーー!ムキームキームキームキームキー

離婚したーーーーい!

もー!あんたとは無理!


と激昂するのであった。

車の中で大暴れ。


私は運転しているのに静止が精一杯だが、


私も

あーそれなら離婚したるわ!

と逆ギレしたのを記憶している。


ここまでの話で、離婚問題になるほどの内容だろうか?なんでここまで激昂するのか?

考えられない。


その後、キコは近くの親類のところへ行き、

家を出た。

そこへ2人の子供も呼び寄せた。

2人の子供に電話するが出ない。


いやいや、ほんまにそこまでする話か?


その後、私もその親類の家に呼ばれ、

2人でその部屋でもう一度再会した。

しかし、そこに親類の仲介というか仲裁はなく、別の部屋で親類たちはテレビをみたり食事したりしていた。

夫婦喧嘩は犬も喰わんと言うが、この方達は、、、と言うの冗談は置いといて


話し合い開始。


離婚について。いつするか?

どうやってするか?の話を切り出された。


私はなんで一言申し込みする前に相談がなかったんや?と言っているだけであり、別に相談が有ればまあそれでいいよと言った。

しかし①の車は運転はさせたくないとママのキコは言ってたよ。それでもいいのか?

とワイコに言ったと思う。


離婚するしないの話でない。


そしたら妻のキコは、

いや、あんたに相談なんかしたら、

なんでやねん!MTにしろと言うたやろ!

とキレるはず。ぜったいぜーったい絶対キレた。

だから私はあちこちに相談してATでいいことを確認して申し込んだ。


私はこう言った。

いや、俺も別にATでいいと思うよ。

でもキコはこの①の車は運転させたくないと言ってたから俺なりに配慮したんやんか。


キコは

ワイコはそんなこと言ってなかった。

ワイコはパパにMTにしとけと言われただけと言ってた。


私:

いやいやそんなはずは、、、俺はちゃんと言ったよ。


そこにワイコを呼び、

なあ、パパはちゃんと説明したよな?覚えてるやろ?ウチの車の構成考えると、MTだったら練習できるし、車の構造も理解できるからと。


ワイコはうんと言うも、

申し込む前に相談したらMTにしろときっと命令するはず。だからパパには黙って申し込んだ。

と言う。


私は、

本当にそう思ってるか?この場の状況、キコの発言に同調してるだけでは?と疑った。


正直そんなことを強制したりしない。絶対ない。キレたりしない。このキコとワイコは私の虚像を描いてるだけ。


私は、

いやいや、そんな強制するわけないやん、、、

俺はキコの希望と、家族の車の構成、

そして、ワイコの運転技術向上だけを考えてMTと言っただけ。

それなら①の車を運転してもいいのか?


キコは

別にいい

と言う。


私は、

それまた話がちゃうやんか、

自分言ってたやんかー

私のあの車は運転させたくないと、、、

わかった、今回はごめんな。俺が悪かった。

だから離婚とかそんな話にしんとって。


キコはその後びっくりすることを言う。


私、①の車を運転してほしくないとか言ってない!


え、、、自分の発言まで記憶無くします?


その後しばらくやりとりし、

とりあえず今日はその親類宅に泊まらせてもらうとのことで、私は2人の子供を連れて自宅へ戻った。


しかし参った。

この程度のことで離婚だと喚いて家出までするか、、、ちょっとおかしいな、、、


そう思った事件だった。