彼とちょっと気まずい雰囲気になった日
…といっても私の気分の浮き沈みが激しいのが原因もやもや


LINEで他愛もない会話を送りあってたら
ひょんな事から “ お墓 ” の話になって


『一緒にお墓に入ろうね』


の、返事が…


『僕天国に行くけどー?』


分かってる。いつもの言葉遊びのおふざけ。
なんて事ない。『一緒に連れてけー!』とか『おぶって行け♡』
とか笑って返せば良かったのに……


私から出た言葉は
『私は地獄行きか……』だった。


やっぱり心のどこかでこの関係に対して
罪悪感があったのかな……自覚してなかったけど



その言葉は未読のまま暫く放置される


涙が止まらなくなった
なんだかなーって気持ちになった


どんどん堕ちていく私の気持ち


『気持ちが落ちた。ごめんね。』


それだけ彼に送って
スマホの電源を切った


読んでくれたかな?って確認しちゃうのも嫌だし
返事を待つのもしんどくなっちゃって


ただただ、泣いて過ごした。




夜、部屋へ上がってからスマホの電源を入れた



普段は、私発信でLINEのラリーが始まる
途切れると私の都合を気にして
彼からは滅多にLINEは来ない


なのに
来ないはずの時間帯に彼からLINEが来た


『ごめんね』

『すぐに返せない状況で言うべき冗談ではなかったね。こんな、アリエルがしんどい時に。』


『私こそ笑って返せなくてごめんね。』
『ややこしいね、、私』


『ややこしくないよ』

『一緒にお墓に入るのも、一緒に天国に行くのも、当たり前に考えてる事だよ。』

『でも、僕が悪かった。』



『気持ちが落ちて、ご飯食べられなかったんじゃないかい?』

『大丈夫よ』 ほんとは食べられなかったんだけど…

『ご飯が食べられたなら良かった』


当たり障りのない会話から
少しずつ少しずつ
私の返事に対して様子を見ながら

彼独特の笑いを入れて

私を元気づけようとしてくれているのが分かった



閉ざしかかった心が
緩やかにまた開いて


LINEでの会話を楽しんだ



傍に居なくても
1年逢ってなくても


私の事が手に取るように分かる彼
ご飯食べられたって嘘ついてごめんなさい


本当に凄いと思う
愛されてるなぁって実感する


彼を想うと
心が温かくなるのは


いつも私の心に寄り添ってくれてるからだねおねがい