こんにちは
神戸は桜の花びらが舞い、ツツジが咲き始めています。
日差しも明るく春の日差しです
今回のテーマは、「突然、介護が必要になったら、どうしたらいい?」です!
平成7年から在宅介護に関わっている私が感じたことを書き綴ります。
いろんなケースがあると思いますので参考までに
①元気だった親や配偶者や自分が脳梗塞や事故で、突然介護が今後ずっと必要な場合
②骨折で、ある期間だけ介護が必要な場合
③がんで余命が短期間と告知を受けた場合
と、いろんな場合があります。
どんな場合も、当事者(本人)がどうしたいかと、周りの人(家族)がどうしたいのかを書き出しましょう。
自分の人生、周りのことを考えずに、まずは素直な気持ちをだすことが大事だと思います。
本人が自分の意見を言えない場合は、元気な頃に言っていた言葉や態度で推測するしかないかもしれませんが・・・
ここがとっても大事です。
家族や身内が年齢的や体力的に介護ができる人がいない時もあきらめないで!
介護保険や障害のサービス・自費のサービスで対応ができることもたくさんあります。
まず、現状を知りましょう。
ご本人がどこまでできるのか、できないのかを、専門職に聞いて、本人の動作をみて
確認しましょう。
今の能力が全てではありません。日常の動作を再開することで、退院して家に帰ってからびっくりするぐらいできるようになる方もおられます。 本人の意欲があるかないかで大きく差が出ます。
本人ができること、できないことがわかれば、できないことをどうできるようにするかを検討しましょう。
例えば、一人でトイレが遠くてに行けないなら、
・家具の配置を変えたら、それを支えにするといけるなら配置を変える
・布団やベッドの位置をトイレに近いところに移動する
・布団やベッド横んいポータブルトイレを置く
・布団やベッド上で尿瓶でとる
・紙パンツにして、尿もれの不安を解消する
・定期的に、トイレ誘導の介助をしてもらう
ご本人の覚悟とどう生きたいかで、選択されたらよいと思います。
この選択肢を増やすために、情報を集めることが大切です。
家で暮らす場合は、一人でいる時間に何があるかわかりません。
自由か24時間建物内にスタッフがいる施設や病院が良いのか、
お金を、施設・病院で使うのか、家で過ごすのに使うのかを選択していけば、少しづつ自分の望む生活を見つけられると思います。
漠然とした中で不安になるのではなく、具体的に考えていけば、今何をしたらよいかが見えてきます!
相談は、まずは、市役所や区役所に相談先を聞く、地域包括支援センターに相談する、知人でケアマネジャーがいれば相談する。
ここで、気をつけたいのは、行政がしている地域と民間に委託している地域があること、担当者によって力量が違うことがあります。それを念頭に置いて、相談してください。そして自分で納得がいくまで相談してみてください。
介護保険も医療保険とは同じ、公的保険ですが、使い方やルールが違うのでわかりにくいですが、本当に介護が必要な人にはすごく助かるサービスです。ルールを知って必要な時は使うことをお勧めします。
せっかくの人生を、『今、ここ』を大事にして過ごしたいですね