ある日、みんなでお茶をしている時
「みなさんって助産婦さんと会う時に、ご主人に会社を休んでもらってるよね?」
と真知子さんが、みんなに聞いたのだった。
というのも、海外でも大都市だと日本人の先生や通訳がいる日系リニックがあったりするのだけど、産んでからのケアはこういうクリニックだけではなく、住んでいる市のクリニックに行く必要も出てきます
前回書いた、助産婦さんとの体重指導などもその一環で、外国人でも税金は払っているので予防注射などを受けることが出来るのです
で、もちろん助産婦さんは現地の人なので、我々も外国語を話す必要があって。
だから、言葉が出来ないママだと誰かについて来てもらう必要があるので真知子さんのこの質問が出てきたのだと思う…
そしたら何人かのママが
「着いて来てくれると安心ですよねー
でも、うち、旦那の仕事が忙しすぎてちょっとそれは無理で…
だから、これも社会勉強!だと思って一人で行ってまーす!」
「助産婦さんも外国人だったりして、お互いにスローな英語で話したり
なんだかんだ今まで言ってることが分からないとかないですー
案外何とかなるなって思いましたー」
「あっ、確か予約をすれば無償で通訳もつけられるとかも聞いたことありますよー」
というアドバイスもあった。
真知子さん
「みなさん、さすがですーーー
こういう人たちとお友達になれて、私、すごく嬉しいです
でも、育児って一人でするもんでもないと私は思うんです
しかも病院で、英語を勘違いして理解したりしたら、取り返しがつかないなとか。
ごめんなさい、不安を煽りたいわけじゃないんです
うちの主人の会社は「いいよ、ダニエル、行っておいで」って言ってくれるから、
それが当たり前だと思っていました
でも、でも、みなさんのこと、本当に尊敬しています」
わ、わかるで、それも….
私は多少英語が分かるからどうにかなると思って今までやってきた。
今後、子供が大きくなったら(入学手続き等で)もっと高度な英語を話さないといけなくなるので、その前のいい準備になると考えるようにしていた。
だけど もし、これがドイツ語だったりしたら真知子さんのように不安になるとも思う…
けどな、けどな、ここからが真知子さん劇場なのでした...
次回に続く
振り返り
振り返れば私の英語もなかなかでした
「ベビー、 エブリシング、 オケ?」
「トゥデイ、ノープロブレム?」
「ネクストウィーク、カムバック ヒア?」
…ほんまにこんなん。
で相手も「こいつ、あかんわ…」となってるからか
「オーケー オーケー」
「ノープロブレム!」
「イエス、カムバック!」
今思い出すと笑える英語サバイバル術です