みなさま お元気ですかはてなマーク

迷子のお悩み相談室の「ゆずりは」です

 

今日は終活ライフケアプランナー(略して終活プランナー)のお話を少し

いえいえ、長くなるので何回かに分けて

書きたいと思いますので、ご興味のある方はお読みくださいニコ

 

今回の依頼は、なんと私の友人ビックリマーク

私が、この仕事をやっていると言う話を友人づたいに聞いて

連絡が入ったのですが

 

こんな、お話しでした

 

友人は小さい頃から、母一人子一人の母子家庭に育ちました

お母さまは、活発でとても笑顔が素敵なお母さまでした

そんなお母さまと友人が会わなくなって20年

理由は、友人が結婚する時に、お母さまに大反対された事でした

お母さまの理由は「あの人は、あなたには合わない」の一言

友人は、いつ聞いても、それしか言わない母親を見て

とうとう家を飛び出して、強引に結婚した過去を持ちます

聞くと、それっきりお母さまとは会っていなかったそうです

 

そんなある日(友人のお話のまま書きます)

○○病院と言う所から連絡が入り

内容は、母が入院しているので

連絡をしましたと言う電話でした

 

突然の電話で驚きました

病院に行こうかどうか悩みましたが

心のどこかに、いつかは、こういう電話が

かかってくるのでははてなマークと覚悟をしていたので

少し悩んだ後、病院に行く事にしました

 

病室に入ると

体はやせ細り、母自慢の髪は末期がんのせいで抜け落ち

言われなければ、あの時別れたままの母親だとは

気が付かないほど、変わり果てた姿でした

 

苦しそうに息をする母の枕元に行って

「私よ」とだけ声をかけました

母はうっすらと目を開け、じっとこちらを見ると

生気のなかった顔が、みるみる赤くなり

開いた目からは、ポロポロと涙が

こぼれていました

 

母親と、しばらく言葉もかわさず

抱き合って泣きました

もう何が原因で離れてしまったのか

分からなくなるくらい大泣きました

 

泣き止むと、お互いの近況の話をして

又、泣いてと、20年の時間を埋める様に

泣いて笑ってを繰り返していました

 

母の病気は「ガン」でした

それも余命2ヶ月の末期ガンです

それは本人も知っていて

自分の持っている着物だのアクセサリーだのを

私に残そうとしました

 

母は、私と疎遠になった後、引っ越をしていました

さすがに驚きましたが

「ああなっていたから、仕方が無かったのかな」と

別に気にも留めませんでした

これから年老いて家賃を払い続ける事を考えると

毎月の負担を考えて、安くても小さくても

歳を行く事を気にせず住める家をと

少しずつ貯めていたお金で分譲マンションを買っていました

買ったのは3LDKで400万円ほどのマンションでした

その時は、「どうして、そんな広い家をはてなマーク」と思いましたが

母親が「あなたが、いつでも帰って来れる様に」と

広い部屋を買ったということでした

 

それから時間が許す限り

母に会いに行きました

途中の和菓子屋さんで、母の大好きな和菓子を買って

病室で二人で食べるのが日課になろうとしていました

 

余命2ヶ月と言われた母でしたが

私に会って食事も出来る様になって

みるみる内に元気になっていきました

私はそれがとても嬉しく

「なんであの時、20年も連絡取らなくなるくらい

言い合いをしたんだろうあせる」と思うくらい

平穏な時間が流れていきました

 

そんなある日、いつもの様に

和菓子を買って病室に入ると

ベットの脇のテーブルに同じ様な和菓子が

置いてあるのを見つけ

誰かお見舞いにでも来たのかなと

眠っている母の横に置いてある椅子に座りながら

見ていると

後ろの病室の扉が、開く音がしました

てっきり看護師さんが入って来たのかと思い

挨拶をしようと振り返ると、そこには見知らぬ

男性が立っていました

 

そしてその男性は

私に向かってこう言いました

「あんたが○○ちゃんはてなマーク」と

 

この続きは次回、又書きたいと思います

良かったら、又、訪ねて見て下さいね

 

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