mylabo_11のブログ

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チューブレスレディデビューは自称世界最速タイヤのCORSA Speed TLRで果たしましたが、これは完全に決戦用タイヤ。

トレッド面の薄さといい耐パンクベルトなど皆無の構造といい普段使いには勿体なさ過ぎます。寿命も1000kmもたないかもしれません。

では、ロングライドにも安心して使えて峠も上れるまあまあの軽さで乗り心地も良いタイヤはあるのでしょうか。

こういう時に定番の品に走りたくない私は、隠れた名品を選びたい。以前の記事でロードバイク初心者がクリンチャーからチューブレスレディに変えたら転がりの良さに驚いた!という動画をご紹介しましたが、彼女が履いていたタイヤがGIANTのものでした。気になって調べているとGAVIA RACE0の28Cが隠れた名品だと分かり欲しくなりました。

 

GIANTは通販を一切しないようでいくらネットで検索しても出てきません。どうやらGIANTストアへ行くしかなさそうです。これまで足を運んだことも無かったので一度訪れてみることにしました。

 

タイヤコーナーに無いようなので取り寄せをお願いするとRACE0は生産終了していてもう入荷しないとのこと。

2022年カタログに載っているのに生産終了?あんなに評判が良いタイヤをやめてしまうなんて!

がっかりして帰ろうかとも思ったのですが、せっかく来たのでお勧めされたCOURSE0の28Cを買うことにしました。お値段2本セットで16,500円(税込み)

うーん、それならVittoria CorsaとかハッチンソンFusion5の方がよかったかも…。なんて思いながらホイールに取り付けてみました。組付け性やビードの上がりやすさは良好。ホイールは Rolf PRIMA Ares3 LSです。めちゃくちゃ頑張れば手で嵌められそうですが、手袋をしても手が痛いのでタイヤレバーを使いました。ダメもとで普通のフロアポンプでエアーを入れると驚くべきことにリヤ側はビードが上がりました!しかもシーラント無しで24時間経過してもほとんどエアが抜けません。そんなことあるんですね。

フロント側はあと少しですがフロアポンプではビードが上がらず。バルブコアを外して工業用コンプレッサー直噴で上がりました。試しに走ってみましたがフロントタイヤは1時間ほどでエアが抜けて走れなくなりました。リヤは全然抜けません。

 

 
とはいえ前後ともシーラントを注入。空気圧はGIANT公式の資料を見るとリム幅19mmで体重55kgだと4barだとか。話には聞いていましたが驚きの低圧運用です。ドキドキしながら走りだしますが、315gもあるタイヤなので漕ぎ出しの軽さなどは皆無。重くもなく軽くもありません。タイヤが太くなってエアボリュームがあるというのはこういうことなのかな?違和感が無い代りに感動も特にありませんでした。
 ・軽さ:重くもなく軽くもなく普通。峠の上りも特別重さは感じませんが軽量タイヤのようにはスイスイ上れません。
 ・乗り心地:普通。空気圧が低いのでもっとフワフワとかモチモチとか独特の乗り味を期待しましたが良い意味で裏切られました。違和感なし。
 ・グリップ:これはまだ攻めた走りをしていないので何とも言えませんが空気圧が低い分自転車が跳ねないので走りはスムーズになります。荒れた路面になるほどメリットになるかもしれません。
 以上が50kmほど試走した感想でした。しばらくこのタイヤでロングライド中心に走り込んでみます。