気がついたら
一週間ぶりの通勤
どおりでほんの少し緊張しているのか
急行に乗るんだという課題が
あるからだな
この自分の電車に乗るということのために
感じる感覚の内側を
今日も見てみることにした
一体不安はどこから出てくるのだろうか
各駅に乗ったらまずこんな考えがよぎった
自分が乗車中に嫌な気持ちになったら
どうしよう
突然くるしい!なんていうことになったら
どうしよう
つまり
これから出てくるかもしれない
自分のネガティブな感情を
すでにこわがっているのだ
出ないでほしいと抵抗しているのだ
抵抗するから
もっとくるしくなるんだな
よし、ゆるそう
どうぞどうぞ
そうなってもいいよと心の中でゆるす
また
帰りの各駅で
何も起きていないのに
ちょっとした感覚のちがい?
ふっと微量の”こわい”をリアルに感じた瞬間
ドキドキしだす自分に
すごいな
ドキドキを無から作り出せる自分
すごいなとからかう
そしてそのドキドキの中心をみてみる
なにがその中にあるのか
感覚の奥、出元をみてみると
何もない
何もないのかと思っているうちに
ドキドキが止む
本当に
何もないんだ…
この繰り返しの先に
いつかは消えていく不安だろう