ガラスの仮面、全巻持ってるし48・49巻がコンスタントに発売されたときは、このまま最後までいってくれるかな…と、続きも楽しみにしてたんですが…すでにあれから10年以上経過し、なんかもうきっと未完のまま終わるんだろうなと思うようになりました
作者ご自身は「必ず最終巻まで描き続ける」とか、「最終回までの構想は出来てる」とか、期待を持たせるようなことをたびたび言われてますけど、世の中は目まぐるしく変化していて、もはや楽しみに待てる期間は私の中で終わってしまい、失望と諦めになりました
もちろん病気とか怪我みたいなやむを得ない状況ならば、回復を祈りながら待ちますが、サイトを見てもSNSを見てもあちこちに出掛けられたりしてるので、何だかなぁ〜と
もはやご自身の『最後まで描く』という気持ちが生きていく上でのモチベーションと化していて、描き切ることによる燃え尽き症候群を恐れているのかなぁ〜と思ったり
パタリロやクッキングパパ、ゴルゴは読んでいませんが、こういう作品も『終わらないこと』が作者の生きる意味となってるのかも
個人的には趣味ならばともかく、仕事として描いてるのなら『終わらせること』もプロの仕事だと思うんですよね…
もちろん芸術的側面がある以上、気持ちの波やいいストーリーが浮かばないなど描けなくなることもあると思います。
だから気持ちを切り替える、心の充電をするために休むことそのものは全然いいことだと思うんですが、それが10年以上にもなるともう描くことそのものから気持ちが離れちゃったんだろうなと思ってしまいます
モチベーションの低下があるのなら、一度本編を完結させてから、やっぱり描きたいと思えば続編を描けばいいのになぁ〜と…一部の長編作品はそんな感じですよね
本編を一度綺麗に完結させてから、数年後に大人になった主人公でまた連載始めたり、子供を主人公に変えて始めたり…。
未完のまま終わってしまうとどんなに面白い作品でも読み返すたびに結末が気になって、読後はもやもやした気持ちしか残らなくなるので、きちんと完結させて欲しいなと思います