釣った魚を殺さずに逃がす“キャッチ&リリース”、釣りのマナーとして有名ですが、
釣り人の中には「 リリースしてもどうせ死んでしまう。 」と言う人が少なからずいます。
そこで!今回はリリース後に魚が死なない理想的な扱い方をご紹介します。
まず、鉄則として"魚を直接触らない!"これが一番生存率を高めます。
しかし…写真を撮りたい、ハリを外したい、等の理由でやむを得ず触れるときは、
手を水で洗って冷やしましょう!
手が濡れていることで魚の体表を傷つけず、冷やすことで火傷のような症状も抑えられます。
写真撮影について、魚を地面に置いて撮影は避けましょう!
撮影時は魚が水中からなるべく出ないように、水中で手のひらに乗せたり、網を水中に沈めて
その中で魚を横にしたりしましょう。
また、魚が釣り針を深く飲んでしまった場合は、できる限り針の付け根から
糸を切ってください!無理に外すとエラや血管に致命傷を与えてしまいます!
口内に残った針も、時間の経過で錆びて朽ちるため問題ありません。
ただ、気を付けていても弱ってしまうことはありますよね、
そんな時は魚が回復する手助けをしてあげましょう!!
まず、弱った魚の背中を上にして手で押さえ、水の中に入れてあげます。
川などの流れのあるところでは頭を上流に向けてあげます、
弱る原因は酸欠なため、呼吸の手助けをするのが目的です。
もし、魚が回復し、押さえている手から抜け出そうとしたら、
ゆっくり手を放し、見送ってあげてください。
こうした扱い方をすることで、魚を無駄に殺さずに済みます。
釣り人として楽しませてもらった分、責任もって丁寧に扱ってあげましょう!