続きです。
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加害者からは、旦那の携帯に数回着信がありました。
うち1回だけ、 加害者の父親だと名乗る方から留守電が入っていました。
この度は申し訳ございませんでした。1度お会いしてきちんと謝罪したいと。
もちろん自賠責保険の方とのやりとりは進んでいましたし、私たちは特に謝罪を聞きたいわけではありませんでした。
謝られたところで娘の傷が治るわけないし、特に会いたくもなかったです。
そのままスルーしていたら、なんと数回の着信以来、音沙汰なくなりました…
諦め早くない？
そんなもん？
まぁ、私たちは加害者の勤め先も知ってるんですけどね。
娘の中学の近所のコンビニ店員なんです。
もちろん娘にはこのことは知らせていません。
どんな人かどうかも全く覚えていないと言うので知らせるつもりはありません。
その後、春休みが終わりいよいよ中三の新学期が始まりました。
眼帯をし、私も一緒に行きました。
それ以降、私も仕事を休み、1ヶ月程送迎をしました。
部活も、バレーは出来ないけど辞めたくないというので少ししてから、ちょっとずつ見学をさせました。
これがかわいそうでした。
中三の引退試合には出たかったみたいだったので、練習出来ないのが悔しかったみたいです。
引退試合は8月。あと4ヶ月あるからリハビリ頑張って目を治そう！と言ってきかせていましたが、正直当時の私は、ほんとに治るのか不安しかありませんでした。
受験も始まるというのに、なんでこんな時期にこんな目に合わないといけないのか！！と私と旦那と悶々としていましたが、娘は何一つ愚痴も言わず、文句も言わず、気持ち悪そうだし休んでもいいよと言っているのに吐き気止めを握りしめて休まず学校へ行き、戻れるのか分からない部活に出て、ほんとうに強い子だと思いました
続きます。