2025年1年間限定で月一掲載してきたnoteエッセイとのコラボ企画&昭和100年記念エッセイ「昭和に育ったオレが見た時代」のエピローグ(最終回)です
令和7年(2025年)の昭和100年にちなみ、1年間限定で書いてきたエッセイ。12回のタイトルで取り上げたもの以外にも、書いてみたい「昭和」があった。ただ、昭和100年はもうすぐ終わってしまう・・・ので、書きたい気持ちを泣く泣く抑えるとする。
昭和の時代にノスタルジーを感じるオレでも、全てが全て「昭和はヨカッタ」と言うつもりはない。よく「良くも悪くも昭和」と例えられることがある。つまり、今の時代の方が良いことだってたくさんあるのだ。
今年、高市早苗氏が女性初の総理大臣となった。昭和の時代では女性総理など全く想像がつかなかったなあ。女性の大臣、女性社長・・・まだまだ世界には遠く及ばないが、昭和に育ったオレには女性の活躍は日進月歩、目を見張るものがあるよ。
セクハラとか、パワハラとか、カスハラとか、ハラスメントが社会悪として糾弾される世の中になったが、昭和の時代なら問題意識はあっただろうが、それが取りざたされることはマレだった。年功序列の社会でパワハラは当たり前だったんだよ。
それからエッセイでも書いたが、カセットテープで自分の声が録音できることが画期的だとビックリした少年時代。それがやがてビデオテープで映像を撮れるようになり、スマホの普及で動画撮影なんか当たり前の世界になっていった。
そう考えると、昭和って「狭い世界で生きていた時代」だったよな。逆に今の時代は「世界が広がり過ぎてしまって、その広さに面食らうことばかり」って感じかな。ただ、昭和の時代とはまた違った意味で「息苦しい時代」ということも言える。
まとまりのないようなエッセイのエピローグになってしまった。ここいらが潮時。昭和を振り返るエッセイもひとまずお開きとしておくか。
(エピローグおわり)
※「昭和に育ったオレが見た時代」は今回で終了します。お読みいただき、ありがとうございました。
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