令和6年度も年金引き上げ、とはいうものの | ライター&挑戦者マイケルオズの気まぐれトーク

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令和6年度の年金額が決まりました。前年度から原則2・7%の引き上げ改定となります。つまり、年金額は増えることになるわけですが、喜んでばかりもいられませんショボーン

 

言うまでもなく、物価上昇率に追いついていないからです。

 

年金額改定は、企業などの賃上げ状況を踏まえて算出されます。今年は政府の要請等もあって大幅な賃上げをする企業が多く、それが年金額の引き上げにも好影響をもたらせています。

 

ただし、賃上げ分に相応するような改定にはなりません。現役世代の負担軽減を図るため、マクロ経済スライドが適用されるからです。この制度により、年金支給額を抑制させています。

 

昨今の物価上昇ぶりを見ると、年金が引き上げられたとしても上昇分にはとても追いつきません。したがって、年金生活者は厳しいヤリクリを迫られる状態が続くことになるわけです。

 

ちなみに大幅な賃上げと言っても、あくまでも大企業の話だと受け止めています。中小零細企業がどこまで賃上げができるのかは、疑問視せざるをえません・・・年金と直接関係ない余談ですがあせる

 

話題を変えましょう。

今回の改定に伴い、私の生活設計シミュレーションも数値を入れ替えて計算し直してみました。

私自身の年金に対する考え方も時々刻々変化しており、以前の「繰り下げ受給」から「正規の受給年齢である65歳」に変わり、さらに「65歳以前の繰り上げ」を考えるようになってきました。

 

年金は受給を始めると、生涯変更できなくなります。それゆえに、いつ、どのタイミングで受給すべきかは、預貯金や予想される出費、老後の生活など、さまざまな要素を勘案して慎重に検討しなければなりません。

 

予想される年金額はねんきんネットで計算できますので、その数字をもとにしながらシミュレーションを立てます。Excelで一覧にまとめてありますので、数値を入れ替えればすぐに算出できるわけです。

 

繰り上げ受給を視野に入れているため、シミュレーションも63歳、63歳6カ月、64歳、64歳6カ月でそれぞれ算出し、比較対照のため、正規の65歳での受給パターンも出しています。

 

最も早い63歳受給だと、2024年内に受給手続きを始めなければなりません。まだまだ先の話かなと思っていましたが、そんなに猶予がないことを実感させられました。

 

現在は貯金の取り崩しで生活を組み立てていますが、年金受給となればガラリと生活設計も変わっていきます。年金受給を先送りすればするほど、貯金がどんどん減っていく・・・なかなかのジレンマですよ、これ笑い泣き

 

 

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