大相撲100年の歴史が変わるか?尊富士の快進撃 | ライター&挑戦者マイケルオズの気まぐれトーク

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大相撲春場所は、昔から「荒れる春場所」と言われてきました。が、今年は荒れる、どころではなく、大相撲100年の歴史が変わるかもしれないという激動の場所になりつつあります。

 

その主役は、もちろん新入幕の尊富士(たけるふじ)ですびっくり

 

初日から白星を積み重ねていき、11日目には新大関の琴ノ若まで撃破してしまいました。これで11連勝。なんと、昭和の大横綱大鵬が新入幕で記録した11連勝と肩を並べたのです。

 

先場所は新十両で13勝2敗の優勝を飾り、1場所で新入幕を果たした逸材だけに、ある程度は勝つだろうと思っていたのですが、まさかここまでの快進撃をしようとは夢にも思いませんでした。

 

新入幕の大活躍といえば、先場所の大の里がいますし、記憶に新しいところでは伯桜鵬がいました。また、10年ほど前には逸ノ城が大旋風を巻き起こしました。ただ、尊富士は相撲内容も伴った勝ちっぷりがスゴイです。

 

伯桜鵬の頃から1世紀ぶりの新入幕優勝というのが話題に上がりましたが、ついに100年の歴史を塗り替えようとする力士が誕生しつつあります。が、このまま突っ走らせていいのか、幕内力士たちドンッ

 

12日目は大関豊昇龍との割りが組まれました。13日目以降にも、おそらく大関貴景勝戦は組まれるでしょう。あとは誰が当てられるのか。関脇の大栄翔、若元春か、あるいは成績上位者の誰かか。

 

審判部には、あえて「尊富士が苦戦しそうな相手」を選んでほしいと思います。個人的には鋭く当たってくる押し相撲だと思いますので、豪ノ山や阿武咲あたり。あるいは腰の重い高安、くせ者の宇良が面白いのでは音譜

 

それでも尊富士が快進撃を続け、千秋楽まで突っ走って新入幕優勝を果たせば、確実に大相撲の歴史は変わります。それは番付絶対社会の根底をひっくり返すほどの大快挙になるはずです。

 

尊富士の大活躍と、直接対決に敗れたことで少し影が薄くなってしまった2場所目の大の里も素晴らしい活躍ぶりです。11日目に大関貴景勝を吹っ飛ばし、横綱大関戦の初勝利を挙げました。

 

大の里も12日目に琴ノ若戦が組まれましたが、13日目以降には豊昇龍戦があるかもしれません。優勝には尊富士の失速待ちとなるわけですが、勝ち続けていくことで道は開けてきます。

 

大の里が初優勝を果たせば、なんと初土俵から所要6場所、入幕から2場所目、さらに「ざんばら髪」の力士の優勝という、これまた大相撲100年の歴史をひっくり返すような出来事になります。

 

大相撲春場所、いよいよ目が離せなくなりましたね爆  笑

 

 

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