全国都道府県対抗女子駅伝~五島選手の走りが石川県を勇気づけた! | ライター&挑戦者マイケルオズの気まぐれトーク

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全国都道府県対抗女子駅伝が京都で行われ、トップクラスのランナーが数多く出場した駅伝で、見どころがたくさんありました。そのなかで宮城県がアンカーで逆転して久しぶりの優勝を果たしましたビックリマーク

とくに注目していたのは、能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県チーム。出場すら危ぶまれたなかで、1区には五島莉乃選手が登場し、どんな走りを見せてくれるのかと期待していました。

 

トラックでは高校駅伝で1区区間賞の奥本選手が飛び出しかけましたが、五島選手はすぐに追いかけてトップに立ち、あとはそのまま独走態勢を築いていきました。この爆走には誰もついていくことができなかったのです。

 

五島選手はリードをグングンと広げ、区間記録には及ばなかったものの19分切りのタイムでぶっちぎりました。何よりも、石川県のユニホームがトップを切って走ったことは、県民の方々に勇気を与えたことでしょう。

 

五島選手本人も、昨年12月の日本選手権1万メートルで自己ベストを出しながら4位と表彰台を逃し、ゴール後に号泣する姿がありました。この走りがオリンピックイヤーにつながればいいなと思います。

 

全国都道府県対抗女子駅伝は、そのほかにも見せ場がたくさんありました。

 

2区では田中希美選手が登場し、19人をごぼう抜きするという快走で一気にトップに立ちました。走りっぷりは他の選手とは全く違い、そのまま一気に駆け抜けていったという感じでした。

 

小林祐梨子さんの区間記録には4秒届きませんでしたが、これは2区の走り方を完全に熟知していた小林さんと、初めて2区を走った田中選手という違いだけだと思います。それにしてもスゴかったですね。

 

アンカーの9区では2位でたすきをもらった小海遥選手のクレバーな走りが印象的でした。伸び盛りの小海選手なら、あっという間に追いついて差を広げるかと思いきや、勝負所をしっかりと見定めていたのは素晴らしい。

 

昨年のこの大会で1区区間賞を取ったことが自信になった小海選手。日本選手権1万メートルでも3位に食い込み、31分切りを果たすなど急成長していますので、ぜひオリンピック代表をつかみ取ってほしいです。

 

もうひとつ、小海選手の頑張りで宮城県が29年ぶりにゴールテープを切ったわけですが、宮城県といえば高校駅伝で仙台育英高校がトラックで逆転されて涙を飲んでいます。この優勝は高校生たちも嬉しかったでしょうね。

 

最後に長野県勢についても。11位という成績は入賞に届かなかったものの、よく頑張ったと思います。来週の男子駅伝では、おそらく優勝候補として登場するでしょう。活躍に期待していますよウインク

 

 

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