昨年の今頃は、諏訪大社御柱祭の上社里曳きが行われていました。新型コロナ禍で開催が危ぶまれていましたが、人力曳行ができたことで諏訪の氏子は大いに盛り上がったものです
さて、今年はというと、辰野町・塩尻市にまたがる両小野地区で御柱祭里曳きが行われています。よく、1年遅れの御柱祭と言われますが、地元の方々は「5年早い御柱祭だ」と誇っているそうです。
行政区が辰野町小野、塩尻市北小野とまたがっていることから、両小野地区と呼ばれており、辰野町側の矢彦神社、塩尻市側の小野神社が同じ日に里曳きを行います。もちろん、各神社4本ずつ曳き建てます。
ゴールンウイークの期間中が例年恒例で、今回は3日~5日の日程です。お天気に恵まれそうですし、withコロナで御柱祭が迎えられていますので、多くの住民や観光の皆さんが楽しんでいることと思います。
小野おんばしらのリンクを張っておきました。
さて、ここからは私事のお話を書きます。
両小野地区は亡くなった父親の出身地であり、小さいころから小野おんばしらを見ていました。成人になってからも、親せきのご招待を受けていましたし、父親が「参加したい」ということで、何度かおじゃましています。
とくに2005年の御柱祭は父親が心臓の大手術をした年で、祭りの直前に退院したばかり。体力的に行くのが難しいかと思っていましたが、曳行こそ自重したものの、御柱祭が見れて感無量だっただろうと思います。
そして前回、2017年は偶然にも勤務先が辰野町だったため、小野御柱祭に取材で参加したのです。年齢的にも仕事では最後の御柱祭取材だと思っていましたので、老骨にムチ打って歩き回った記憶があります
小野御柱祭のある地区では、若者たちが化粧を施して「雲助」と呼ばれる姿で祭りにご奉仕します。そんな雲助さんとの記念撮影を頼まれて撮った一枚。ちなみに、これはプライベート撮影で、仕事とは関係ありません
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