諏訪大社上社の御柱祭里曳きが3日から始まりました。昨日の本宮4本に続き、本日は前宮4本の曳行が開始され、8本の御柱が本宮、前宮の境内にそれぞれ曳きつけられます。それも、待望の「人力」による曳行で、です
新型コロナ禍で、氏子が大勢集まる御柱祭をやることに賛否あろうかと思いますが、諏訪の人たちにとっては数え7年に1度しかない最大の行事なのです。曳行奉仕する氏子は、健康観察、言い換えれば「精進潔斎」して祭りに臨んでいます。
本来なら私も見に行きたいところですが、観光客の方に見物自粛を呼び掛けている中で、下社の氏子がノコノコと出向くわけにはいきません。テレビやSNSの映像、画像で見る限り、いつもの御柱祭より人出は少なくなっている感じです。
山出しと里曳きの合間に、私は上社、下社それぞれの御柱が安置されている場所(綱置場、注連掛)に出向きました。これだけの大木をようやく人の手で曳くことができる、そんなワクワク感を持ちながら見学しました
私も下社で曳行役員(記録係)を仰せつかっているので、今は健康観察の真っ最中。併せて、不要不急の外出自粛など自主規制も継続中。仕事から離れ、純粋に御柱祭を楽しめるのは今回が初めてなので、参加できる日を心待ちにしています