東京五輪延期を経済復活の起爆剤へ | ライター&挑戦者マイケルオズの気まぐれトーク

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安倍首相は、東京五輪を延期する意向を日本側の提案としてIOCに伝えました。時期はこれから調整することになりますが、予定通りの開催はせず、延期開催となる方向で進んでいきます。おそらく、2021年夏の開催になることが有力でしょう。

今回の延期提案は、私にとって「当たり前の結論」と思っています。命懸けで五輪を目指すアスリートの気持ちを考えると、非常に辛いのも率直な思いです。ただ、すべてのアスリートが「延期」という同じ条件で臨むわけですから、ぜひ乗り越えていただきたいです。

ところで、専門家の中には東京五輪延期に伴う経済的損出を試算する人もいるようですが、そんなマイナス思考はやめるべきです。すでに新型コロナウイルスの影響により、経済は深刻な打撃を受けていますが、東京五輪が中止されない限り、希望の光は見えてきます。

その光とは、延期開催される東京五輪を「経済復活の起爆剤」にすることです。起爆剤となる仕掛けは国や自治体任せでなく、民間や国民の英知を結集して作り出していければと考えます。すなわち、「災い転じて福となす」を実現させていけばよいのです。

新型コロナウイルスや経済危機に打ち勝つためには、国民一人一人の臥薪嘗胆も必要になるでしょう。国や政治家に求めるのは、私利私欲や党利党略に走るのではなく、国民の生活を死守することに政治生命を捧げていただきたいと思います。自治体も同じです。

アスリートと心を一つに、最長で1年余、耐えていければと思います。 マイケルオズ