名古屋ウイメンズマラソンで一山選手が激走 | ライター&挑戦者マイケルオズの気まぐれトーク

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MGC女子のラストレース、名古屋ウイメンズマラソンで、一山麻緒選手が日本人国内最高タイムで優勝し、東京五輪出場を決めました。比較対象となった松田瑞生選手の記録を1分以上も破り、レースも圧勝だったので、文句なしといったところですね。

 

すごかったのは30キロからのスパートでした。悪天候の中で果敢に仕掛け、そのまま引き離して突っ走るという圧巻の走り。かつて、無名だった高橋尚子さんが、同じ名古屋のマラソンで衝撃のデビューを果たした走りを思い浮かべたほどです。

 

さらに、悪条件の中での圧勝といえば、ソウル五輪選考レースの福岡国際を思い出します。雪が降る中で、中山竹通さんが世界記録を上回るペースで独走したレースでした。悪条件でも自分の力を出し切れる強さは、底力がなければできないことです。

 

一山選手には、東京五輪(開催されればの話ですが)での活躍だけでなく、20分切りや日本記録更新、さらに18分台へと躍進してほしいと期待します。あと、松田選手は残念ながら代表を逃してしまいましたが、一山選手と切磋琢磨して記録を目指してください。