新型コロナウイルスの猛威と、それに伴う自粛の連鎖で、「観光産業が大打撃を受けるだろう」と、以前に書きました。観光とも密接な関係がある飲食業界は、さまざまなところで早くも窮地に陥っているケースが見られるようです。

 

例えば、感染リスクの高いところとして専門家会議が指摘したオープン型の飲食スペースですが、諏訪地方にあるショッピングセンターのフードコートも、お客さんが減ったように見受けました。学校が休校になり、子供たちの姿が多いかと思ったので、意外な気もしました。

 

個人経営の居酒屋などの飲食店も、客足は鈍っているようです。とくにこの時期は、歓送迎会が盛んで書き入れ時のはずですが、「うちのような店でもキャンセルが出た」と嘆く店主の声をあちこちで耳にします。

 

私は地元で飲み歩かないので、せめて旅先では「飲み歩いてお金を使って来よう」と思っているのですが、3月はその機会を失いました。予算的には2万円強は飲食代に使うつもりだったので、これも「目に見えないキャンセル」となるわけです。

 

コロナが長引けば、大不況は避けられません。その場合、消費税減税の声も浮上してくるかもしれませんね。 マイケルオズ