夜に2人でいても、体の関係に発展する事もなく
ただ色んな話をしていた。
話が上手で穏やかなYと一緒にいる時間は
飽きる事がなくて、いつまででも話せた。
ある時に、流星群があるという話をきいて
2人で行く事になり、夜中に川沿いに行った。
川沿いに着いた時に
「俺、ここに彼女以外の人連れてきたことないよ」って。
喜んだ顔を見せないように必死だったけど、
喜ばない方が無理だった。
思わず、自分の気持ちを伝えた。
Yの事を好きな自分の気持ちを。
その瞬間、Yの顔は、曇って。
「俺、嫁は嫌いだしいつ別れても良いけど、
子供との縁が切れるのが怖くて、今は離婚できない」
「嫁より先に出会ってたらよかったのにな」
っていうYの返事。
ああ、やっぱり既婚者は既婚者なんだなって思った。
どんなに器が大きく見える人でも
どんなに素敵に見える人でも
既婚者で、他の人に手を出すときは同じ事を言う。
この日の帰り道は、1人で声を出して泣いた事を
今でも覚えてます。
