1日遅れのクリスマスディナー | フリーアナウンサー佐藤 ゆかりの 私のニッポン、私のイギリス

フリーアナウンサー佐藤 ゆかりの 私のニッポン、私のイギリス

イギリス留学を経て2002年より、在英。暮らしてみて見えてきた私のイギリス、そして、そこから見えてきた私のニッポン。目に留まったこと、ココロに触れたこと、綴ってみます。よろしかったら、JOIN ME!(記事、写真等の転載はご遠慮下さい)

こんにちは。

日本の皆さんは大掃除のラストスパートやお正月の買い出しなどで忙しいのでしょうね。

クリスマスイヴが終わると雰囲気がガラッと変わりますよね。

 

こちらはイヴではなくクリスマスがお祝いのメインの日になりますが、

私のクリスマスは体調がすぐれなかったこともあり、1日遅く26日のボクシングデー(Boxing Day)でした。イギリスではまだクリスマスのお祝いの日に当たります。

 

ここ数年、クリスマスディナーのメインシェフは夫で、私はアシスタントです。(大みそかには私が本領発揮!?)今年もモルドワインは私の担当。赤ワインにオレンジ、クローブ、シナモン、お砂糖を入れたホットワインはクリスマスの飲み物で、欠かせません。これを飲みながら、クリスマスディナー(食べるのはお昼です)の準備をしました。

 

前菜はロブスター。

 

レタスとトマトをお皿にアレンジ、そしてドレッシングをを私が準備し、夫が殻から取り出した身を載せました。

今年は伝統に則って、ターキー。去年はラムでした。

ドライになることなくジューシーにロースト出来ました。(私がローストしたわけではありませんが)

時計回りに、芽キャベツ、ベーコンと栗の炒め物、ソーセージのベーコン巻き、ミートボール、

パースニップ(とにんじん、ポテト、オニオン、のロースト。そしてターキーのクランベリーソース添え。ミートボール、ソーセージは出来合いのもので。パースニップを辞書で引くとアメリカボウフウ。私は日本で聞いたこと、見たことがないです。見た目、白いにんじん、食感はにんじんより、ホクホクしていて甘く、おいしいです。

おなかがいっぱいになりました。(この日、夕食はいりませんでした・・・)

 

デザートはちょっと時間をおいてから、クリスマスプティングを。

今年も義理のお姉さんから手作りのものをいただきました。クリスマスプティングは、一言でいえば、ドライフルーツをふんだんに使った蒸しケーキのようなものです。ブランディーなどのアルコールも入っています。蒸しケーキのようなものと言っても小麦粉のつなぎは少なく、フルーツがメイン、ですので、ほろほろと簡単に崩れます。数か月前から仕込み、熟成させます。

これに、ブランデーバターやブランデークリームをかけていただきます。

味は、リッチなフルーツのパウンドケーキみないな感じでしょうか?

 

イギリスのお菓子は概して見た目は地味なホームメイド感のあるものが多いと思いますが、クリスマスプディングも然り。イギリスに暮らして丸14年、15年目突入しましたが、日本人の私にもクリスマスプディングはクリスマスに欠かせないものとなりました。

 

今年は駆け抜けた1年だったので、夫婦ゆっくりソファーに座ってテレビでもみるか・・・といった時間も少なかったように思います。年末年始、ゆっくりそんな時間を大切に過ごそうかと思います。

 

佐藤 ゆかりでした。