今日(昨日)、新しい靴が届いて早く履きたいので、明日は何も予定がないけど外に出ようかと思います(笑)

結構前に見た映画ですが、ソング・オブ・ラホールについて書きたいと思います。

 

 

○はじめに

 

パキスタンの伝統楽器奏者がジャズを演奏するというドキュメンタリー映画です。

映画前半などは伝統楽器奏者達がうまく演奏できるのかとても不安だったのですが、本番の映像を見たら本場ニューヨークのプロを負かす勢いで素晴らしいソロを演奏していて感動しました。

あまりにも素晴らしい演奏だったので映画館でCDとパンフレットを買ってしまいました。

ジャズのソロは文化の壁を超えますね!

 

○あらすじ

 

70年代のイスラーム化や、90年代から台頭し始めたタリバンによる伝統音楽の迫害によってパキスタンでの音楽家は転職せざるを得なかった。

そこで、細々と音楽を続けてきた音楽家達が伝統音楽の発展・継承のために伝統楽器でジャズ(Take Five)を演奏し、それをYouTubeに投稿した。

それが反響をよび、とうとうニューヨークに呼ばれ、かのウィントン・マルサリスとジャズを演奏することになった。

 

 

ちなみにこの時投稿した動画がこれです。

 

 

1:52~のギター・ソロとか、めちゃくちゃカッコイイですよね!

 

 

○本場のフルート奏者を超える!

 

この映画を観た後、実際のウイントン・マルサリスのバンドとのニューヨーク講演の動画を観たのですが衝撃を受けました。

それがこの動画です。

 

 

この横笛(バンスリ)の奏者、うますぎるでしょ。

冒頭部分でまず聴き惚れてしまいましたよね。

それから、1:45~の東西横笛ソロ合戦を聴いてほしいです。

聞き慣れた(?)ジャズフルートのソロをパキスタン風にアレンジしながらやり取りをしているのは聴いていて本当にたのしいです。

完全にバンスリの方が圧倒していて、最後とかフルートはソロ返せてないですし(笑)。

伝統楽器奏者は競争率がそんなに高くないから、実力もそんなにないのかと勝手に思い込んでしまっていましたが、本当にレベルが高かったです。

何よりも演奏者同士がとても楽しそうなのがいいですよね!

ノラ・ジョーンズの父や異母妹もシタール奏者だったので、意外とジャズとインドの伝統音楽って近いのかもしれないですね(適当)

 

 

○さいごに

 

この映画を通して、ジャズの一番楽しくて素敵なところを改めて感じることが出来た気がします。

もう殆どの映画館で上映終了してしまっていますが、機会があったら是非観てみてください!