さかなを育てています。

 

さかなといっても、マグロとか鯛とかではなくて

 

小さなおさかな、メダカです。

 

 

 

大きくて黒くて丸い目ん玉がとてつもなくかわいいのです。

 

とある大学で知り合った年下の女の子にそっくりで

 

メダカを見るとその子をいつも思い出します。

 

 

 

初夏のある日、メダカが卵を産みました。

 

YouTubeで見かけた産卵セットなるものを自作して

 

セットしていたら、そこに卵を産みつけてくれました。

 

 

 

 

思ったよりも多くの卵を産んでくれたので

 

メダカの赤ちゃんである針子が

 

どうやったら、大きくなっていくのか

 

少しコツが分かってきました。

 

 

 

 

まだまだメダカを育てることに対して

 

初心者なので、大したことは言えませんが

 

気づいたことがあります。

 

 

 

 

メダカには汚い水はよくない...とどこかに

 

書いていたのを見て、頻回に水を換えていましたが

 

水を換えても、換えなくても、多少汚れていても

 

メダカはすくすく育ってくれます。

 

 

 

 

エサを1日に5〜6回やるようにと何かに

 

書いていましたが、3日もエサをやるのを忘れても

 

水中の微生物を食べているのか...元気いっぱいです。

 

 

 

 

水換えした時に、メダカは水の温度変化に弱いから

 

「慣らし」のためにきれいにした水槽にしばらく

 

元の水に入れたままにしながら、徐々に慣らさないと...

 

と聞きましたが、それほど、メダカは気にしていないご様子です。

 

新しい水槽に入ったら、「ここどこだ?水がきれいだ!」と

 

言わんばかりにスイスイ泳ぎ回ります。

 

 

 

 

メダカは私のような人間にも育てることができるようです。

 

 

 

 

生まれてから、一度も天敵のようなものに

 

出くわしたことがないせいか

 

水草を植えるためにピンセットを

 

水槽へ入れると、喜んでやってきます。

 

興味津々。好奇心旺盛のようです。

 

 

 

 

 

この前は、どうしても一匹見当たらないので

 

もしかしてお星さまに...と

 

少し悲しんでいたら

 

植えた水草の根っこのところに

 

小さな洞窟ができていて

 

その小さな隙間に入り込んで

 

(こちらの心配なんぞ気にせず)

 

相変わらず、目をまん丸くさせて

 

優雅にこちらを見ていました。

 

 

 

 

洞窟の上に抜け穴を作ってあげると

 

すかさず、洞窟から抜け出してきました。

 

 

 

 

メダカは小さな生き物のせいか

 

寿命は1年くらいだそうです。

 

86日で大人になるとか。

 

 

 

想像していたよりも丈夫で育てやすい。

 

でも、この前、お星さまになってしまったメダカが

 

います。

 

 

 

 

メダカは生まれる時になぜだか常に3匹くらいで

 

生まれます。もちろん、もっと多くを育てていたら

 

もっといっぺんに産まれるでしょう。

 

 

 

 

ほぼ同時に産まれたメダカの赤ちゃんは

 

仲間になるようです。

 

この前、水槽の大きさの関係で

 

一匹だけ、少しだけ大きい針子たちの

 

いる水槽へ移動したら

 

気がついた時にはいなくなっていました。

 

 

 

 

 

メダカは水が汚くてもエサがもらえなくても

 

ちょっと危険なことがあっても

 

平気のようです。

 

でも、仲間から外れると

 

死んでしまう。

 

 

 

 

 

そんな生き物のような気がします。

 

 

 

 

 

メダカをメダカの友達から離してしまった私は

 

深く反省しました。

 

それからは一緒に産まれた仲間は

 

一緒の水槽に移動することにしました。

 

すると、なんだかとても嬉しそうに見えます。

 

 

 

 

 

メダカの赤ちゃんは小さくて、たまに

 

ゴミなのか葉っぱなのか分からない時もあるけれど

 

じっと見つめていると、水槽の中から

 

こちらをじっと見つめていると感じる時があります。

 

メダカは何を考えているのでしょう。

 

 

 

 

 

全く分かりませんが

 

これからも、まん丸な目ん玉を

 

かわいがっていこうと思います。

 

 

 

 

 

メダカ...本当にかわいいです。

 

まだ、卵の状態の時から

 

目ん玉だけははっきり見えています。

 

卵だけれど、目ん玉がない時には無精卵の可能性もあります。

 

つまり、卵に目ん玉があったら「これから、産まれてくるよ!」という証拠。

 

だからよけいにかわいいのです。