私がピアノ教師をしていた時の生徒さんたちは、確かに高学歴でした。東大・早慶あたりに受かったと報告を受けることが多かったです。
ピアノがプロ並みというお医者様も多いですよね。息子が中高ご一緒の同級生も、コンクールに入賞するくらいの実力で東大医学部に進学されました。
それでかねてから、ピアノと脳の関係を科学的にどうなのか知りたいなと思っていたのですが、今この便利な時代、ググると脳科学者の先生が、ピアノが脳の働きに良いことを具体的に説明してくださっています。
確かにピアノって、目で楽譜を読み取り左右10本の指と足(ペダル)を動かして、耳で聴く。たくさんのことが同時進行します。
目で楽譜を読む、ということの中だけでも、音名、指使い、リズム、拍、強弱、テンポなどが同時進行するので、レッスンする時など、口が3〜4つ欲しいと思うことさえありました。
ですから、脳がフル回転しているのは事実でしょう。
頭が良いからピアノが上手なのか?ピアノを弾いたから頭が良くなったのかは、わかりません。卵が先かニワトリが先か、のような。
ですから、頭を良くするためにピアノを習う、というのはナンセンスな発想ですね。
ピアノの先生はボケない、という話しを聞いた時、私は、よし!と喜びました。
ところが話しをよく聞くと、すでに弾ける曲をチャラチャラ弾いているのでは駄目で、難曲に挑戦して自分に負荷をかけないとボケ防止にはならないそうで。
それならリストのソナタをさらおうか、と曲は決めましたが、全く練習しておりません。
私、ボケるかもしれません。。。困る。。
ピアノでボケ防止もナンセンスな発想でした。。
音 楽
音を楽しむためのピアノです。