こんにちはヒデです
私は去年の10月に出世を諦めた平社員です
今の日本企業で出世をしようとすると出世するまでは他の平社員と同じ給料でこき使われ、出世して給料単価が上がってもそれ以上に責任や仕事量が増すクセに出世するのは努力や成果よりも運次第って会社多いですよね
私の会社も例を漏れずにそのような会社だと思ったので私は
出世を諦め
ストレスが減った分節約をして
余剰資金を資産運用して
出世した奴らより長生きしてお金持ちになることを決意しました
「出世コース？から外れたいです」と上司に言おうと思った時はあまり具体的に計算せずに
「NISAで優良投資信託に3000万円投資できて平均年利5%を上回れば非課税で手取り150万円増えるから主任くらい抜かせるでしょ？
」くらい楽観的でしたが、
実際に私の勘は正しかったのか確かめてみることにしました
役職別10年後の年収
まずは出世した場合と出世しなかった場合の10年後の年収を計算しました
一般から係長までは月の残業30時間・月の半分夜勤ありで、課長は残業30時間・夜勤なしで計算しています
一般との差はこんな感じです↓
この差を見てどう思いましたか？
私は「思ったよりも差がないな」「やっぱり割に合わないんじゃないのかな？」と再認識しました
手取り年収の差
日本の給与所得は累進課税なので年収の差よりも実際の手取りの差の方が重要です
さらに新NISAは税金が掛からないので
給与も税引後の手取り年収の合算で比べた方が良いです
先ほどの年収を手取りに直すと↓
手取り年収の差は↓
手取りに直すと税引き前と比較して半減とまではいきませんが4割くらい減少しているのが分かります
総支給だけ見ると「まあまあ差があるな」と感じたひとも手取りだと「これっぽっちなの？」と思ったかもしれませんね
各役職の手取りを抜かすために必要な投資金額
今回は株式100%でアメリカのS&P500に連動した商品に投資したと仮定して過去の平均利回り10.7%の約半分の年利5%で計算していきます
先ほどの手取り年収の差をもう一度見ます↓
主任
主任と一般の手取りの差は48万円なので
一般社員でも960万円投資できていれば主任の手取りを上回ることができます
48万円÷5%＝960万円
係長
係長と一般の手取りの差は85万円なので
1700万円投資できていれば係長の手取りを上回ります
85万円÷5%＝1700万円
課長
課長と一般の手取りの差は138万円なので
2760万円投資できれば課長の手取りを上回ります
138万円÷5%＝2760万円
「2700万円を投資するって無理ゲーじゃん」と感じてしまいますが、
これは10年後の話で、1年目からシュミレーションと同じ株式に積み立て投資をするなら
毎月17.8万円投資することができればたとえサラリーマンとしての能力がなくても誰でも課長クラスの手取り収入を目指せます
（主任なら毎月6.2万円、係長なら毎月10.9万円）
ボーナスで年100万円投資できるなら月9.5万円の投資で済みますね
私の会社では一般社員が10年で課長になるには相当優秀でかつメチャクチャ運がいい人（上位0.03%くらい）です
私の会社だけではなくほとんどの日本企業がそうなのではないでしょうか？
会社で出世するために自分の時間やプライドを押し殺して上司の言いなりになって労力を搾取されるより、その労力を節約・投資や副業に向けて資産形成した方が出世をするよりも簡単に手取り年収が上がる可能性があるとおもいませんか？
まとめ
いかがでしたか？
私の会社での出世した時の給与差を見た時に
総支給額で見ると80万〜200万近く差があるのに
手取りに直すと主任で48万円、係長で85万円、課長で138万円しか変わらないって
「出世しても思ったより使えるお金増えないな」と思いました
日本では終身雇用と年功序列がまだ根強く、能力があって出世できても収入は能力や働きに比例せず、無能な平社員に吸い取られてしまっています
それと累進課税なので年収が上がるにつれて税金や社会保険料の比率が多くなってしまうのも出世した時の手取りに影響していますね
私が出世することができる能力があったかどうかはわかりませんが、
日本企業で出世できる能力がある人は副業や節約・投資など、もっと自分自身の為に能力を使った方がいいと思いました
現在サラリーマンの人は今後出世するかどうかを決める時、今回のような計算をして
出世しなかった未来と出世した未来を比べて自分に合った選択をすると「こんなはずじゃなかった」と後悔することが少なくなるので試してみてはいかがですか