こんにちはヒデです
今回は妻の転職が成功して年収が150万円アップしたので転職するまでの過程を解説します。
目次
- 前職について
- 前職をやめた理由
- 育児中にしたこと
- 資格を取った理由
- 面接で褒められた事について
- 前職と転職後の比較
- 今後のライフプラン
前職について
妻の前職は従業員数100人以下の地元の中小企業でした。
職種は一応一般事務でしたが、事務作業だけでなく、雑用みたいな仕事もしていたみたいです。
残業はほぼ無しで基本給17万円
手取りで14万円くらい
年収は250万円くらいでした。
前職をやめた理由
前職は労基が入るレベルのブラック企業でした。
現場作業者は日が変わる時間まで残業することが多く、その残業も規定(たぶん40か60時間)を超える部分はサービス残業させられたり
事務員のみ輪番で週2回づつトイレ掃除を毎朝30分業務時間外として働かされ、その分の残業代は払ってもらえなかったり
給料明細を毎月細かく確認しないと実際に働いている分より少ない金額だったり
ボーナスも役員の好き嫌いだけで人によって大きな差がありました。
忘年会は泊まりで強制参加なのに給料が出ないし
その忘年会ではセクハラのオンパレードだったみたいで、セクハラで訴えようもんならボーナスが減らされていたり職場での待遇が悪くなるので、泣き寝入りするかセクハラで訴えて会社辞めるしかありません(妻にセクハラすると
上記のような劣悪な労働環境だけでなく
妻が産休を申請する時には
役員「産休はない」
妻「産休は労働基準法で決められています。必ずあるはずです。」
役員「今まで前例がない」
と言われて
「さすがにおかしいでしょ」という事で労基に報告。
未払いの残業代と業務改善と就業規則を整備していなかったことも労基に指摘されて無事産休を取る事ができました
産休取る前に上司から
上司「妊娠って産休育休取るほどのものなの?」とか言われたって聞いた時には「この会社は役員だけじゃなくて従業員も腐ってるな」と思いました?
労基のおかげで多少待遇が良くなりましたが、
- 年間休日112日で少ない
- 給料が最低賃金以下
- ボーナスも退職金も期待できない
- 会社のこと信用できない
- 育休取った後の対応が不安
- フルタイムで働くほどのメリットがない
- お金に余裕があった
- 最初の子供だから充分に愛情を注ぎたい
育児中にしたこと
子供を育てるのって本当に大変で、生まれてから首が座るまでは「首が折れたらどうしよう」と思いながら育児をし、夜泣きと2時間に1回のミルクとオムツ替えで常に寝不足
首が座ってハイハイできるようになっても誤飲や窒息などが心配で目が離せないです
妻だけでなく私も4ヶ月間育休を取って、義母と同居しているので3人で子供を見ていましたが、1歳を超えるあたりまでは自分の時間があまり取れないくらい忙しかったです。
子供が2か3才になった時に前職よりいいところに就職できるように妊娠期間中から宅建の勉強をしていました。
1回目の宅建受験日が子供が1歳になる手前の頃だったのですが、その当時コロナが流行っていて、試験会場でもらってくることを心配して試験を受けず、
1年後の10月に2回目の受験し、見事に合格💮
その後は、我が家の育児方針で子供が高校卒業するまでに簿記2級とFP2級を子供に取得させるという考えがあり、「子供に受けさせるのに親が持っていないのはおかしい」と考えていたので2023年中に簿記3級とFP2級の取得を目指しました。
簿記もFPも1発合格で目標達成。
2024年は子供が3歳の年なのでそろそろ保育園に入ってもらい妻も仕事復帰の為に就活を始めました。
資格を取った理由
妻の前職がブラックだったというのも理由ですが、それ以上に物心着くまでの間は子供と接する時間をできる限り取りたかったので妻は退職して育児に専念してくれました。(本当は自分も3年間育休とりたかったです)
しかし育児中とはいえ、子供が3歳になるまでの間に1度も働かなかったということは就職する時にとても不利に働きます。
もし、自分が人事になったとして
条件が同じ人なら「産後も育児をしながら継続して働き続けている人」と「産後3年間育児しかしてこなかった人」どちらを採用したいかと言われればほとんどの人が前者を選ぶでしょう。
もちろん退職して育児に専念している妻が楽をしていると全く思っていませんが、世間一般的にはそう思われているのが現状です。
なので「育児だけしていて他の人より楽している」と思われないように資格を取得することにしました。
簡単な資格だったり、世間一般的に知られてないようなマイナーな資格だと効果が薄いので、簿記とFPと宅建を選びました。
ちなみにそれぞれ独学の目安時間は
簿記3級・・・100〜150時間
FP2級 ・・・150〜300時間
宅建士 ・・・600時間以上
掛かると言われてるので
家族のサポートがあったとはいえ、家事育児をしながらたった2年間で簿記3級とFP2級と宅建士を取得した妻はとても頑張ったと思います。
予想通り今回転職できた会社の面接で「育児中にも関わらず宅建士、簿記3級、FP2級を取得するはとても大変ですがよくがんばりましたね」というようなことを言われたみたいです
前職と転職後の比較
前職と転職後の比較を簡単に表にまとめてみました
年収が上がっただけでなく、年間休日と有給日数も増えて妻は大満足してました
仮に前職をそのまま続けていたとしても昇給がほぼ無いに等しい会社だだだので、子供が1歳になったタイミングで復帰して2年間働いていたとしても年収自体は変わらなかったと思います
1年目に育休手当で150万円
2年目3年目に250万円づつで3年間フルタイムで働いて合計650万円
年収が150万円アップしたので年に1回昇給することも考えると4年働けば追い越しますね
都会で働いている人と比べると年収400万円って少なく見えるかもしれませんが、私たちの暮らす地域では年収400万円もあれば一家の大黒柱になれるくらいの年収なので、家計がだいぶ楽になります
あとは実際に働いてみて環境がいいかどうかですが、前職よりはよっぽどいいでしょう
今後のライフプラン
現在、私の年収が隔週夜勤と平均月残業20時間で約540万円と義母から貰っている家賃収入42万円だけで毎年200万円くらい貯蓄することができています。
今くらいの生活水準を維持する予定なので、妻が働いた分の手取りからざっくり200万円貯蓄できるので毎年400万円貯蓄できる計算です
そのうちの360万円を新NISAに投資(S&P500連動ファンド)していくと10年で私と妻の分の投資枠3600万円を全て使うことができます
年利が7%だと仮定すると積立が終わる10年後に3600万円が5200万円に増加します
それ以降投資をしなくても非課税で毎年364万円増えていきます
364万円もあれば働かなくても今と同じ生活ができます
残業夜勤を減らし仕事をゆるく続けて、このお金を毎年使い切ってもいいですし
生活費にあててサラリーマンを辞めて自分の好きなことをする時間にしてもいいんです
手をつけずに複利運用して20年経てば1億8000万円になるかもしれません
これを実現させる為には生活水準を上げずに家事育児をお互いに助け合いながら仕事を続けて毎月30万円ブレずに新NISAに投資することが必要です
余裕があれば少しづつ私の夜勤残業を減らしていこうと思います
最後にもう一度言いますが、今回の就職は本当に妻が頑張った結果だと思います
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