都内に買った狭小、変形、傾斜の三拍子そろった悪条件の土地に、工藤建設の注文住宅を建てたブログです

 

我が家は、決して広くない土地に、建築基準法ギリギリまで大きくした家を建てました。

 

もちろんお世辞にも広いとは言えませんが、LDKや収納などは妥協せずにサイズを確保したつもりです。

 

そしてもう一つ、一般的な建売住宅より広くなっているのがここです。

 

 

玄関ホール

 

シューズクロークや廊下の部分を除いた、純粋に玄関とホールだけで3畳以上はあると思います。

 

最近のマンションなどは、床面積の節約のためホールを作らずに直接廊下に上がるような間取りになっていることも少なくありません。

 

そう考えると、この部分を削って居室や収納にあてた方がよかったのでは?と思われるかもしれません。

 

 

ですが、我が家では意外とこのスペースが活躍しています。

 

いくつか用途はあるのですが、中でもリビングに置けなかったものを置くスペースとして重宝しています。

 

例えば、我が家におけるその代表選手はクリスマスツリーです。

 

我が家のLDKは、壁面がすでに家具でいっぱいで、いい感じのツリー置き場がありませんでした。

 

一方、玄関ホールにはスペースに余裕がありました。さらに都合よくコンセントも完備しています。

 

ということで我が家のツリーの定位置は玄関になり、電飾を光らせて来客を迎え入れるようになりました。

 

 

ちなみにハロウィンのカボチャなどもここが置き場になりそうです。(さすがにひな人形は和室に飾ってますが)

 

 

家具とかと違い、季節ものの置き場って、家の設計段階ではあまり意識しませんよね。そして住んで1年経つ頃に「○○の置き場を作っておけば良かったな・・・」と気づくわけです。

 

それは必ずしも玄関ホールでなくてもいいと思うのですが、家の中に「このスペースは必要?」と疑問に思われるような、余白になる部分を残しておくことも大切かもしれない、と感じたのでした。