都内に買った狭小、変形、傾斜の三拍子そろった悪条件の土地に工藤建設の注文住宅を建てたブログです
家を建てているときは
「これは便利そうだな」
「これもつけたいな」
「あれもいいな」
と、いろいろな設備やオプションをついついつけがちなのですが・・・
実際に住み始めてみると、ほとんど使わない代物というものがどうしても出てきてしまいます。
我が家につけたオプションの中で、住み始めてから1年間ちゃんとした出番がなかったものがコレ。
室内物干し!!
我が家はこれを脱衣室に付けました。
洗濯機のあるスペースです。
うちの妻は花粉症がひどく、ほぼ1年中、屋外に衣類を干すのが難しいのです。そこで、前のマンションに住んでいたころから乾燥機と浴室乾燥で洗濯物を乾かしていました。
しかしドラム式洗濯機の乾燥機能は、洗濯ほど多量の洗濯物を入れられません。また浴室乾燥も、タオルケットのような大きなものを乾かすと途端にキャパオーバーになってしまいます。
そこで、洗濯物を干すスペースが足りなくなった時に、浴室の扉を開け放して脱衣室もろとも乾燥に使ったらよいのではないか?と思ったのです。
乾燥機能を抜きにしても、室内干し派の方では脱衣室やランドリールームに物干しを作る方も多いと思います。
理想はこんな感じでした。(画像は クラシア ブログ より)
しかし我が家の現実は・・・
せっかくのホスクリーンなのに物干し竿の部分は使わず、ポールも片方は撤去して、残った1本のポールのリングにそのまま服をかけるだけになってしまいました。
映えないな・・・
敗因を考えてみました。
① 脱衣室が狭かったため、設置場所が微妙に
我が家のホスクリーンは、下図の赤線の部分に設置されています。これだと、浴室に出入りする際(青矢印)に、物干しにかかっている洗濯物を避けなければいけません。
人の動線と竿の位置がずれればよかったのでしょうが、スペースの関係もありここ以外に設置できなかったのが失敗でした。
② 脱衣室のある地階の天井が低く、竿の圧迫感があった
室内物干しの高さの設定って難しいんですよね。あまり高いと干すのが大変ですし、逆に低いと圧迫感が出てしまいます。
我が家の場合、脱衣室のある地下1階は天井が2300mm弱とやや低めです。そこに標準サイズのホスクリーンをつけた結果、物干し竿の高さが低めになってしまいました。
本当はホスクリーンの高さは何段階かで調節できるのですが、微調節の手間をかけるほど必要性を感じなかったというのはあります。つまり早い話が・・・
③ 洗濯乾燥機と浴室乾燥があれば、もう十分だった
結局のところそういうことなのです。
マンションの時よりバスルームが広くなった結果、浴室乾燥のキャパも増えたことも影響してそうです。
★ どうすればよかった?
今でもいちおう写真に出したように、竿を使わない物干しとして乾燥が終わったシャツなどをぶら下げる程度には活躍してくれてはいるので、設置して後悔しているというほどではありません。が、室内物干しを活用させるなら、もう少しうまいやり方はあったかなとも思います。
- 動線に洗濯物がかからないような位置に竿を設置するほうがいい。室内物干しとして使う前提なら、ランドリールームは広めにとるべき。
- 広さが確保できないなら、もう少し予算を積み増し電動の室内物干しを採用して、使わない時は格納しておく(私の場合ズボラーなので手動だとたぶん格納しない)
【おまけ】
記事を書いていて気付いたんですが
ホスクリーン、1本だけ(竿なし)でも買えるんですね!