都内に買った狭小、変形、傾斜の三拍子そろった悪条件の土地に、工藤建設の注文住宅を建てたブログです

 

前回の記事にした通り、防災のため家庭用蓄電池を購入しました。

 

防災だけでなく、アウトドアなどにも役立つポータブル電源は、最近よく家電量販店などでも目にする機会が増えてきました。

 

しかし、実際に購入した人の話を聞く機会はそこまで多くないようです。なので(少なくとも執筆時点では)どの会社からも1円ももらっていない利益相反のない私が、BLUETTIのAC200MAXを実際に購入、設置してみての感想を記事にしてみたいと思います。

 

 

今回記事にする商品はこちら

 

じゃーん!!

 

 

さっそく開封しました。

 

まず、大物家電の配送センターから商品を受け取ったときにビビったのは、その箱の大きさと重さ!絶対こんなの置く場所ない!というサイズの箱を、運送屋さんが2人がかりで運んできたのです。

 

重さについては、商品単体で28kgあるので、開封したところでやっぱり重いです。少なくとも日頃から持ち運ぶことを前提とした使い方は難しいと思います。

 

しかし大きさについては、本体は横42cm、奥行28cm、高さ38.65cmとのことで、開封してしまえばモノ自体は思ったほど大きくありませんでした。(イメージとしては、昔のデスクトップパソコンくらい・・・と言っても最近の人にはわかりにくいか)

 

重さがあるので高いところに置こうという気にはなりませんが、例えば家の中でいえば、収納の奥やデスクの下など割とデッドスペースになりがちな場所にも無理なく設置できそうです。

 

 

ということで、我が家ではパントリーの奥に設置することにしました。2リットルペットボトルの高さが31cmくらいなので、それよりちょっと頭が高いくらいの本機の、ちょうど棚一段に収められるくらいのサイズ感が伝わるでしょうか。

 

設置の作業自体は、機械を目的の場所において、ACアダプターをつなぐだけでOKです。ポータブルバッテリーなら工事が不要なのはメリットですね。

 

 

しかし、実際に接続して一つ大きな問題が判明しました。

 

ACアダプターのファンの音がかなり大きい

のです。

 

ちょうど上の写真で下方に写っているのがそのACアダプターなのですが、本体と比べてもなかなかの大きさですよね。実はこのACアダプター内には、デスクトップPCに内蔵されていたようなファンがついているのです。そしてこのファンの音が問題なのです。

 

さらに悪いことに、このファンは本体の電源を切っても回り続けます。常時音が出ます。これが困りものです。まず確実にパントリーの隣の台所で作業する妻からクレームがきます。いや、少し離れたリビングにいても気になるでしょう。

 

ということで、ACアダプターを接続するのは充電するときくらいにとどめることにして、普段は電化製品を接続しないでおく(パススルー機能を使用しない*1)ことにします。これだと停電の時にコンセントを繋ぎ変えるという手間が生じますが、やむをえません。

 

*1 パススルー機能:バッテリーに充電しながら、同時に接続した家電製品を利用する機能。

 

 

それでは、電源を入れてみます。

 

 

初期画面はこんな感じです。購入直後ですが、すでに満充電されていました。ちなみにこの画面、スマホと同じタッチパネルになっており、感覚的な操作ができ使いやすいです。

 

例えば、ポータブル電源のコンセントに接続した電化製品を使うときには、画面右下のAC OFFと記載されている部分をタッチし、AC ONに替えればOKです。
 

 

出力端子は多く、いわゆるコンセントが5端子のほか、USB-A, USB-Cや直流電源、さらにはケータイのワイヤレス充電のアウトプットもあります。おそらく非常用電源としては十分な種類と数があると思います。

 

ポータブルバッテリーを置いている場所でしかコンセントが使えないのは不便ではないか?と思われるかもしれませんが、太陽光発電に接続されている蓄電池も、停電時には「自立発電用コンセント」しか使えないことがほとんどかと思いますので、どっちも条件は同じと思います。

 

参考:非常用コンセント(左) 積水ハウスオーナーズクラブ より

 

気になるのは、どのくらい使うとバッテリーがどのくらい減るのか?ということかもしれませんが、さすがにそこまでは試していないのでわかりません(たぶんちょっと使ったくらいではそんなに減らない)。いちおう容量は2048Whということになっていますが、足りないかもというのであれば、さらにバッテリーを増設できるというのもこの商品の特徴です。

例えば上のバッテリーを1個追加すれば、単純に容量は倍になります。最高では8192Whまでの追加が可能です。

 

 

いかがだったでしょうか?

 

他にも似たようなポータブルバッテリーはいくつか市販されており、実際に他機と比較したわけではありませんので、どれがベストかは言えませんが・・・

 

ただ、意外とそこまで場所をとるものではないですし、太陽光発電と合わせて導入する蓄電池よりはポータブル電源は価格も抑えめなので、地震などの災害対策の一環として導入するのはアリかなと思います。